アトラス社がHOで8-40BWと8-32BHWを予告
back issue Vol.2 May 14, 2001, re-edited Nov. 23, 2010, Jan. 30, 2016
友人氏よりメールで「アトラスから、ダッシュ8のBWとBHWのアナウンスあった。 ホームページを確認せよ」と言ってきました。同社はすでに普通型キャブの4軸機8-40Bを発売していますから、そのバリエーションということになります。【画像はクリックで拡大】
このうちの8-40BW(左:MR誌2001年11月号広告)は、AT&SF(現BNSF)向けだけだったはずです。
8-32BHW(またはBWH、右:MR誌2002年1月号広告)の方はAmtrak用旅客機で、これの後継機が有名なジェネシスAMD-103、またの名が8-40BWHです。
8-40BWと8-32BHWは、共にダッシュ9と同一の正面2枚窓のスタイルで、塗装以外の見分けが全く付きません。8-40が4,000馬力で、8-32が3,200馬力、すなわちシリンダーの数が16と12で、エンジン部分の点検フタが8個と6個というだけの違いだったと思います。
5月11日にHPを覗いたらサイドビューのイラストが出ていて、翌12日にはアンデコ=未塗装モデルの写真に代わっていました。出荷は8/9月とのことです。ウォルサーズ社やRPP社の製品を加工中だった方々には、正に歯軋りさせる情報ですけれど……。
なお8-40BW、8-32BHW、8-40B等とややこしい型式名の識別方法は、MR誌の出版元、カーンバック社が出している"The Contemporary Diesel Spotter's Guide, 2nd Edition"(MRのサイト)という本をご参照いただくのが、近道かと存じます。
1994年刊と少々古いのですけれど、この2nd Editionが今のところ最新版です。西山洋書やアメリカ型を扱う模型店に置いてあるはずで、このHPから出版社へ直接注文することも出来ます。
【追記1】ディーゼル・スポッターズ・ガイドについては、アメリカ型資料室をご参照ください。残念ながら現在は絶版のようですが、ウィキペディア日本語版にGEディーゼル機の総説が掲載されていて、同書が無くても充分です。2010-11-23
【追記2】メーカーサイトの画像が消失してしまい、MR誌の広告をスキャンして追加しました。2018-06-20
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