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2004/01/10

MR誌2001年6月号:Nゲージのディーゼル機製品総括

back issue Vol.10 May 23, 2001, re-edited Nov. 23, 2010

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 本誌第8号で、モデル・レールローダー誌の2001年6月号から金色のディーゼル機を話題としましたが、これは1頁のたった1/4ほどのコラムで、雑誌の紹介というには程遠いものでした。本来なら製品紹介にあったバックマン社のアーセラなんかに言及しなければいけなかったのでしょうが、時機を逸しています。

 しかし記事の中に、重要だけれども日本の雑誌が取り上げないネタがありますので、ここでご紹介しておきましょう。それが表題に上げた“N Scale Diesel Locomotive Roundup”という記事で、Nゲージで発売されたアメリカ型スケール物のマスプロ製品が、草創期から完璧にリストアップされている様です。【画像はクリックで拡大します】

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2004/01/09

シアトルの古本屋でお勧め「流線形時代」

back issue Vol.9 May 22, 2001, re-edited Nov. 23, 2010

シアトルにある古本屋から、「鉄道関係の書籍が入荷した」とメールが来て、そのホームページを見るように案内がありました。店名はVandewater Booksで、一年ぐらい前に一度、買ったことがあるという縁です。

 インターネットで販売している古書屋は多いのですが、大概は在庫リストを題名だけ羅列していて、内容を知らない身としては注文するには若干の勇気が要るというのが常です。しかし、ここは表紙だけですが画像を載せてくれているので、少しは中身が類推できますし、単純な勘違いで発注ミスをしてしまうことも防げるのではないかと思います。
 ただし、現在のリストには私が欲しいものはなく、また既に持っているものも数が少ないので、値段とかのレベルは判りませんが、お勧めしたい本が一冊だけありました。

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2004/01/08

MR誌2001年6月号:金色に輝くディーゼル機関車

back issue Vol.8 May 21, 2001, re-edited Nov. 23, 2010

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 モデル・レールローダーMR誌の“Ask Paint Shop”欄は、読者の塗装上の悩みを毎号、平易に解説してくれるので、私のような半可通モデラーには大変役に立つ記事として必ず目を通すこととしています。

 ただし、先日届いた2001年6月号では、戸惑った方が多かったのではないかと想像しています。というのは、「GM50」というナンバーが付いたディーゼル機関車が紹介されていて、本文には「GM=ジェネラル・モータース社が1972年に、機関車製造50年を記念してチェシー/B&O鉄道向けの1両だけに“金色”塗装を施した」と書かれているのに対し、添えられている写真はどう見てもシルバー・メタリックに光り輝いているからです。【画像はクリックで拡大します】
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2004/01/07

RMJ誌2001年4月号:3トラック・シェイの解説

back issue Vol.7 May 20, 2001, re-edited Nov. 23, 2010

Img771b  レールモデル・ジャーナルRailmodel Journal、略称RMJ誌は、日本の方々には余り知られていませんが、なかなか力の入った中身の濃い記事を毎号満載してくれていて、届くのが楽しみな雑誌の一つです。
 昨日配達された4月号には、残念ながら私の好むBNに関係する事項がありませんでしたが、注目すべきは、しばらく前にバックマン社から発売された3トラック・シェイのプロトタイプ解説記事でしょう。【画像はクリックで拡大します】

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2004/01/06

アサーン社直送のメールをもらう方法

back issue Vol.6 May 19, 2001, re-edited Nov. 23, 2010

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「アラメダ通に沿って興味深いことが起こっている。我々の工場のフェンス際でユニオン・パシフィック鉄道が3複線のメインラインを建設しているのだ。この2、3週間、線路を敷設する機械が毎日動いていたが、今は調整が行われている。その様子を土曜に出かけて行って写真に撮り、来週にはウェブサイトに載せるつもりだ。様々な情報を総合すると、ここにはUPとBNSFが走るようだ」
「工場のフェンスの外側では作業が続いている。アラメダ通を横切る2本の線路はバラストが撒かれて今、走行出来るようになった。我々がウェブサイトに掲載した瓦礫の山は無くなって……」

 などという文章で始まるメールは、なんと、アメリカ最大の鉄道模型メーカー、アサーン社から直接いただいたものです。

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2004/01/05

ガセネタ:デカール自作の新技法が現る?

back issue Vol.5 May 18, 2001, re-edited Nov. 23, 2010

 我々が好むアメリカ型モデルの魅力の一つは、ボディに施されたレタリングやマーキングでして、これらを再現するためにデカールがマイクロスケール社やチャンプをはじめとした大小のメーカーから多種多様の品物が市販されていています。しかし、それでも中には間に合わない場合があって、思い通りの自作が出来るアルプス電気から発売されたプリンターは、正に干天に慈雨といったアンバイでした。なおデカールとは、透明フィルムにカラー印刷を施したもので、水に浸すと柔らかくなって、車体に密着できるというシロモノで、飛行機や自動車のプラモデルでも多用されています。

 で、昨日5月17日の日本経済新聞朝刊に“ひょっとしたら”と思わせる面白い紹介記事を見つけました。

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2004/01/04

プレシジョン・エンジニアードのPA1-PB1?

back issue Vol.4 May 16, 2001, re-edited Nov. 23, 2010

「ヤフオク」という略称でヤフー・オークションが呼ばれているとは、「悪の手口」なるメールマガジンを読んで初めて知りました。関西人のノリなんでしょうか?  同オークションは、鉄道模型がよく出品されているので皆さんの中にも参加されておられる方が多いことでしょう。

 私も頻繁に覗いていますが、アメリカ型モデルの落札は1度、友人に頼まれてしたことがあるだけです。結構、面白い品も出るのですが、出品者の付ける開始価格がどちらかというと高過ぎる気がして、どうしても躊躇してしまいます。
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2004/01/03

MM誌2001年4月号:ブラスの賢い収集方法

back issue Vol.3 May 14, 2001, re-edited Nov. 23, 2010, Nov 20, 2016

Img765b  メインライン・モデラーMainline Modeler誌、通称“MM”は、このところ“鉄の時代”、すなわち蒸気機関車から初期型ディーゼルまでの年代を中心に据えた記事構成となっています。
 最新の2001年4月号でも、メインはKCSのサザン・ベル1949年編成で、リベット付き客車詳細図面4両分と貴重なカラー写真を付けて紹介しているものですし、先月号に続くDM&IR蒸機の風景が芳香族炭化水素のフェロモンを大々的に撒き散らしています。

 さらに輪を掛けるのが、デイブ・アーノルド氏の「Affordable Brass」、すなわち「手の届くブラス・モデル」とでも訳せるテキストでしょう。

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2004/01/02

アトラス社がHOで8-40BWと8-32BHWを予告

back issue Vol.2 May 14, 2001, re-edited Nov. 23, 2010, Jan. 30, 2016

 友人氏よりメールで「アトラスから、ダッシュ8のBWとBHWのアナウンスあった。 ホームページを確認せよ」と言ってきました。同社はすでに普通型キャブの4軸機8-40Bを発売していますから、そのバリエーションということになります。【画像はクリックで拡大】

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2004/01/01

メールマガジン創刊の御挨拶

INTRODUCTION
No.1, May 14, 2001
News of American Type Railroad Models
"melma!" mail magazine system
Train1
【この文章はブログの前身、「アメリカ型鉄道模型情報」というメールマガジンを立ち上げたときのものです。私の活動の中心は、1993年から2001年までがニフティサーブの鉄道フォーラム・外国型会議室で、2001年以降はメールマガジン、2005年からはブログとなりました。
 当初はアメリカに拘っていたのですが、そのうちに日本、さらにはヨーロッパやアジアといった具合に、鉄道か模型に関わる話題であれば何でも扱うようになっています。
 また初めの主旨は、ファンの皆さんが情報を提供し合える交歓の場を設けるというところにあって、自由に書き込んでいただける掲示板や辞典を整備していました。それが時代の移り変わりと共に、当方の興味の有り様を披露する面が強くなってきています。2010-06-11】

 私は、主にHOスケールでアメリカ型の鉄道模型を楽しんでいるK&K Works【その後、「ワークスK」に改名】こと、栗生弘太郎(くりう・こうたろう)と申します。
 "とれいん"誌1999年7月号のSD40-2など、時々作品を雑誌に発表させていただいておりますので、あるいはご存じの方がおられるかもしれません。

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