ガセネタ:デカール自作の新技法が現る?
back issue Vol.5 May 18, 2001, re-edited Nov. 23, 2010
我々が好むアメリカ型モデルの魅力の一つは、ボディに施されたレタリングやマーキングでして、これらを再現するためにデカールがマイクロスケール社やチャンプをはじめとした大小のメーカーから多種多様の品物が市販されていています。しかし、それでも中には間に合わない場合があって、思い通りの自作が出来るアルプス電気から発売されたプリンターは、正に干天に慈雨といったアンバイでした。なおデカールとは、透明フィルムにカラー印刷を施したもので、水に浸すと柔らかくなって、車体に密着できるというシロモノで、飛行機や自動車のプラモデルでも多用されています。
で、昨日5月17日の日本経済新聞朝刊に“ひょっとしたら”と思わせる面白い紹介記事を見つけました。
「色付きの糊で、イラストや文字を描くことが出来る。8時間ほど乾燥させると半透明なシールとなる。携帯電話などに貼ることも出来る」というのですが、どんなもんなんでしょうね。品名は「グラス・デコ」、紙用の糊で有名なヤマトというメーカーの商品です。
詳しいことを知りたいと同社のHP http://www.yamato.co.jp/ にアクセスしましたが、これについて未だ何の記述もありませんでした。
セットで1,200円からと高いのですが、デカールが出来そうな気もするし、試された方のご報告をお待ち申し上げております。
……とまあ、こういう“ガセネタ”も「アメリカ型鉄道模型情報」ではお伝えしていきます。呆れられずにお付き合いのほどをお願いいたします。
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