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2004/03/08

MRG誌2001年6月号はペンシー一色

back issue Vol.28 June 16, 2001, re-edited on Nov. 26, 2010, Jan 30, 2016

Mrg200106p0 “ホースシュー・カーブ”と聞いて、血湧き肉躍る方も多いことでしょう。
  言葉通り馬蹄形をした曲線を、4複線が描くという、ペンシルベニア鉄道PRRの超有名ポイントです。これをメインにアルトゥーナ一帯を含めて再現したレイアウトがMRG誌2001年6月号に紹介されています。【画像はクリックで拡大】

 貯水池を真ん中にしてスタンダードゲージの本線がグアっと曲がるという、もの凄い光景で、今までにも多くのモデラーがレイアウトに取り入れていますが、このLloyd Larson氏のものは、付近の建造物なども忠実に造っているようです。

走っている車両は蒸機からディーゼル機に遷る時代の、いずれもペンシー独特の型式ばかりですから、この面で僅かに聞きかじっているだけの私のようなモデラーにも結構楽しめる記事となっています。

 ホースシュー・カーブについてはトレイン誌1991年1月号にザッとした説明があります。アルトゥーナとかジュニアタという地名に私が憧れ出したのは、この記事の影響だったと思います。

 また、この6月号でのディーゼル機グレードアップ記事は、ステュワート社のC630をPRR仕様に仕上げるものですし、またオープン・ホッパー解説本の1頁大広告を加えて、この号は、ペンシー一色の様相を呈しています。

 これ以外では、ディテール・パーツ案内にCSXのAC4400CWが登場しました。今、正に私が手掛けている機種ですけれど、知りたいエアータンクの表記とウォークウェイ表面の色は判然としません。GP40解説は9回目でKCS、インターモーダルはICCUとINAU(?)と、トレーラーにぶら下げる冷凍ユニット自作等もあります。

■ネットサーフィンをしていて、PRRにトコトン拘った、とんでも無いサイトを見つけました。もちろん日本の方のもので、自己紹介にある「ときわ路/檜山和明」さんというお名前は、当方のBBS掲示板にも見ることが出来ますので、本誌を御購読いただいている方のはずです。
 PRRのカブースというと一種独特のスタイルで、かつ、N6が木造で、N5やN8がスチールという新旧の順番が判らない型式体系には滅茶苦茶な印象がありますが、訳のわからないこのN8を、檜山さんは切り継ぎでモデリングされたとのことです。

【追記】MRG誌はTrainLifeのサイトで旧号の全文を見ることができるようになりました。2011-03-21 残念ながら、現在は一部のみです。2016-01-30

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