現代アメリカ鉄道紹介の日本語サイト発見!
back number Vol.24, June. 7, 2001 re-edited on Nov. 26, 2010
アメリカの鉄道を紹介した記事で、よく「クラス1」鉄道という言葉に出会います。この「クラス1」は当然「第1級」の大きな鉄道を指すのですが、それに含まれる鉄道名と、どういう定義となっているかを知っていますか? 実は、これに答えてくれて、さらに現在のアメリカの鉄道を詳細に解説している日本語のホームページを発見しました。正に本誌を御購読している方々に打ってつけの内容です。
それは「運輸施設整備事業団」というお役所のものなのですが、ここに「主要鉄道先進国の鉄道整備とその助成制度」なるカテゴリーがあって、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、スウェーデン、アメリカ合衆国といった国に調査団を派遣して調べまくった各国の鉄道事情が、調査報告書の内容そのままに掲載されていました。
さっそく私はアメリカ編をザッと眺めてみたのですけれど、その分量には圧倒されます。写真、地図、図表を散りばめて微に入り細に入り、最後のページには関係政府機関、鉄道事業者の名称、略号、ホームページアドレスの一覧があるという徹底ぶりです。これはもうブラウザの“お気に入り”に登録するしかありません。
ただ、調査の目的が「助成制度」にありますから、黒字の貨物鉄道に割いてある誌面は僅かで、主要部分はアムトラックと旅客列車運行会社、ライトレールとなっています。特に「地域公共交通の概況」という一覧表は力作です。
こちらの方面にご関心をお持ちの向きには必携といえる文献でしょう。シアトルとNYへ行こうとしている貴方、役に立ちますよ!
URLは http://www.catt.go.jp/ です。
ところで、冒頭の「クラス1」鉄道は8つだというのですが、私は5つしか言えませんでした。「クラス2」、「クラス3」まであるそうです。
■RMJ=レールモデル・ジャーナル誌を5月28日号などでご紹介しましたが、S氏より「URLが消えてしまっている」と御指摘がありました。確かに、アクセスできなくなっています。判明次第、またお知らせします。
なお、代わりといっては何ですが、鉄道雑誌のポータルサイトを発見しましたので、紹介しておきます。
それはRailMagazines.comで、ここにMMもRMCもありました。「Maine 2-Foot Ouarterly」、「Light Iron Digest」、「The 7+ Railroader」なんていう私には初耳のマニアックな雑誌もあります。実物誌や旅行誌なども出ています。ただRMJやMRGは、あってもリンクが外れていますし、MRやTrains等を発行するメジャーなカームバック社関係、それに私の定期購読しているDiesel Eraや、Extra 2200 Southは出ていません。
ここで取り上げたのを忘却してしまい、「Vol.158 主要国運輸事情調査報告書」を書いています(T_T)
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