RMC誌01年7月号 難素材接着剤クールケム
確か、同様の製品を日本でもしばらく前のRMM誌かで紹介されたことがありました。
さて新製品の方での白眉は、レールワークス社のエアロトレインでしょう。18頁に広告があります。
エアロトレインといえば、バーニィによる古い金型のプラスチック製品を今でもバウザー社が発売していることが有名ですが、ブラス製品の方は中々お目に掛かれません。
「ブラスモデルのバイブルである“ブラウンブック”には掲載されていないけれど、1987年頃にRWKSから出た」という様な話を3年ほど前に、ニフティで三好隆夫さんらとさせていただいたことがありました。
それからすれば、今度のは“再発売”ということになりそうです。しかし、14年の歳月が経っていますから、難しい前頭部の製法が昔はプレスで、今度はロストワックス、なんてことになっているのかもしれません。
広告には実物写真だけが掲載されていて、その辺りも不明とはいうものの、予約だけで捌けてしまう可能性が大きいはずで、関心のある向きは早めに手を打たれた方がよいと思います。PRR、NYC、UPとRIのバージョンが予告されています。
■何度か話題にした、エリエイ出版の「アート・オブ・ブラス」と「グリーン・リバー・リポート」が、今月発売のトレイン誌7月号広告頁に載っていました。10数年も前に出た本なんですけれど、昔と同じ値段で、まだ売れ残っているのですね。
【追記】"The Art of Brass vol.1"は売り切れました。"Green River Report vol.1"は未だあります。
エアロトレインは、コンコー製が売り出されて、時代が転換してしまいました。
シアノポキシ、クール・ケムについては、MM誌2002年10月号にも出てきます。
また、タンジェント・スケール・モデルズのキット組立説明書に、エッチング抜きウォークウエイの取付で推奨しているのを発見しました。普通の瞬間接着剤は温度変化に弱いとあります。
また入手先は、Mike Rose Hobbiesという模型店が案内されていて、正に記事の筆者名です。そこにシアノポキィの解説がありましたが、現在はCypoxというセットだけが案内されています。2010-11-27
【追記2】デカール・メーカーのマイクロスケール社が同様の接着剤?を売り出した情報を掲示板でお伝えしました。また、セメダインPPXが、ポリエチレン・ポリプロピレン・シリコーンゴム・ポリアセタール・フッ素樹脂に効くと謳っています。2011-06-19
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