RMC誌2001年9月号 GEの操舵台車が秋に出る!
アサーンのAC4400CWにフィットし、ブレーキシリンダーとダンパーが別付け、この秋に出荷だそうです。私はこの台車を採用している鉄道に詳しくありませんが、見慣れない奇妙奇天烈なスタイルですから効果抜群で、プロトタイプを狙われていた方には朗報です。ただし、材質がABS樹脂とのことで、接着や溶剤などには要注意です(追記)。
新製品ニュースでは、B&OのM-15kというワゴントップ・ボックスカーをPro Custom Hobbiesというところが一体レジン・キットで発売とあって、これも喜ぶ方がおられることでしょう。
ところで、バックマンが「ホグワーツ急行」を発売というコメントに直ちにピンと来た方は、よほどの「ハリポタ」=ハリー・ポッター通ですけれど、私は別の意味で目が点になりました。
というのは、ここに「… ready-to-run in HO scale. The set includes a British style 4-6-0 steam locomotive …」とあったからです。
多分、この製品はバックマン社がブランチ・ラインとかいうブランド名の下、イギリスで既に売っているものから適当な車両をそれらしく塗装したものだと思いますが、だとしたら、これ、1/76の「OO(ダブルオー)」ですよね。それを天下のRMC誌が「HO scale」と公言しているのは、どういう事なのでしょうか。
我が国のトレイン誌最新号で、直山明徳氏と松本謙一氏が1/80・16.5mmゲージの呼称方について議論されているのを読んだ直後だっただけに、引っ掛かったフレーズでした。おっと、この矛盾が理由でアメリカ型に走った方も多いはずでしたね。くわばら桑原……
■ハリーポッターは少年少女向け小説の主人公で、「ハリー・ポッターと賢者の石」、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」と続くシリーズになっていて、ホグワーツ急行は魔法の寄宿学校へ行くときにキングズ・クロス駅の9と4分の3番線から乗車する列車なんです。バックマンのセットには、このホームも入っていると書いてあります。なお私は現在、「アズガバンの囚人」を読んでいる最中です。
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