バックマン新製品はF40PH、E33、Nアセラ等
back number Vol.54, Sept. 16, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010
ハリーポッターのホグワーツ急行について知りたくて、バックマン社のHPを覗きましたら、そちらの情報は皆無だったのですが、来年2002年の新製品が9月6日付で早々と発表されていました。 http://www.bachmanntrains.com です。
その中では、まずHOスケールのF40PHが注目でしょう。
実物は現在、ジェネシスやF59シリーズの登場で続々と廃車が進んでいる最中ですが、アムトラックの旅客用ディーゼル機として一世を風靡していた型式です。今までもプラスチック製品で同じバックマンとライフライク、それにウォルサーズから発売されていましたが、どれもトレイン・セット用の玩具レベルでしかありませんでした。それが今度はスペクトラム・ブランドを謳っていますから、大いに期待できます。
F40PHはアムトラック以外でも採用され、塗装や形態に豊富なバリエーションがあって、キットバッシュを楽しめる型式です。私はアムトラックのフェーズⅢ時代を好んでいますので当然、大量増備を図りたいところです。
また、同時にリリースされているGEのE33という電気機関車は確かニューヘヴンだかバージニアン鉄道辺りに在籍したはずなのですが、手持ちの資料で確認しようとしていて全く見つかりません。E44ならペンシィにいた奴ですけれど、E33もこれとよく似た無骨一辺倒のスタイルで、マスプロ的な製法でペイするとは到底思えない機関車だったと思います。
貨車ではシルバーシリーズというブランド名で、センター・デプレスト・フラットカー(大物車)、カナディアン・グレイン・ホッパー、エバンス社オール・ドア・ボックスカー、それに3ベイ100トン・ホッパーです。
いずれも既にバックマン自身や他社で発売されているものと違う型式だと嬉しいのですが、写真が発表されるまで待たないと何とも言えません。
また“メインテナンス・オブ・ウェイ・ビィーヒクル”も正体の不明なアイテムです。“セルフ・プロペルド”とありますから、一応「レール走行可能な自動車」という意味でしょうが、自動車といっても千差万別ですし、E-Zカプラー付きというのも気になっています。
ところでNゲージでは、たった1種類がアナウンスされているだけです。
ただし、何とアーセラというのですから、大喜びされる方も多いことでしょう。実物の営業状況はハカバカしくない様ですが、今年発売されたHO製品が大歓迎されていますので、高速走行に向くNゲージでは、さらに人気を博すことでしょう。
このほかは、HOの蒸機や、On30、Gゲージがありました。ご興味をお持ちの向きには御訪問をお薦めします。
■近着のメインライン・モデラーMM誌9月号に、グレーシャーパーク・モデルという初耳のインポーターが、グレート・ノーザン鉄道GNのミカド2-8-2を広告していました。正にグレーシャーパーク・カラーに塗り上げた“O-8”というモデルで、目が眩みそうになるほどの美麗さです。こういう塗装を貨物用機に施していたのですから凄いものです。
9月に入って、インターネットのアクセス速度が急に遅くなってしまったような気がします。ADSLへの加入者急増の影響でしょうか。当方がHPを置いているHoopsもご多分に漏れませんが、短気を起こさず、気長に表示をお待ちいただきますようお願い申し上げます。
【追記】バックマンのホグワーツ・エクスプレスは、RMJ誌では2001年10月号から広告されました。列車がくぐっているゲートが「9と3/4番線プラットホーム」だそうです。2010-12-05
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