« RMC誌2001年10月号 OMIブラスの珍車新製品 | トップページ | 大阪豊中のイチフジ・モデル »

2004/06/10

UPファン日記◆本当の日記

back number Vol.60, Sept. 30, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣

 最近、私のマイブームは鉄道模型です。あたりまえの話ですが、なんか最近特に、のめり込んで、他の趣味はほとんどサボって鉄道模型ばかりで遊んでいます。そんな私の昨日を紹介させていただきます。
 6:00 起床 毎日の習慣で起きちゃいます。

 7:00 インターネットで模型屋検索。特に、このところ入れ込んでいる客車について、目新しい出物を探します。最近はCaboose Hobbiesのテキスト・ベースのブラスリストの更新が遅い。以前はこれが楽しみだったのに……。

 次はオークションのチェック。最後にウォルサーズのBuddシリーズのスリーパーについて価格研究。このスリーパーはUPのパシフィック・シリーズとのことなので気になる存在です。特にコルゲート表現はプラの方がいいような気がします。クマタの表現はちょっと悲しい!  でも手元に3輌もある……。これが嫌でアルミ引き抜き製のOK Streamlinersなる怪しげな物に手を出して8輌買った事も思い出しました。タンスの肥しとなっています。

 9:00 今日は、以前ここでご報告したTower"A"を塗装します。
 そろそろコンプレッサーの音も許される時間になってきました。内部は緑、といっても薄い色です。タミヤのエナメルでイギリス軍の迷彩用スカイにデープグリーンを足して作りました。レンガはフラットブラウンにサンドを足して、屋根はデープグリーンです。本当はどんな色かはわかりませんので、適当です。
 プラ用塗料は塗りやすくて失敗がないのがメリットですが、反面、剥がれ易いですね。真鍮生地の製品にはクリアがかかっていて、この上から塗ると、食いつきやすそうにも思えますが、プラ用塗料は、このクリアをまったく溶かすことができないので、食いつきません。そんな時はサーフェーサーを使うといいです。薄めて使えばディテールをつぶしませんし、食いつきは結構いいです。ただ、塗膜が比較的やわらかくなりますので車輌には不向きかもしれません。

 11:00 塗装だけで木の床を表現しようと思いましたが、あきらめて、STウッドを使うことにしました。かなり前に買ったストックです。今でもあるのかな。いつも行く模型屋さんの話では、昔はキャンベルのキットも良く売れたけれど、最近はその手の物を作る人がいなくなったとか。

 13:00 一応塗り終わりました!  完全に乾くまでには3週間くらいかかりますが、触れるようになれば後の加工ができますので、しばらく放置します。マッハの塗料は完全に乾くまでに2週間はかかりますので、オーバーコートするときは注意しなければなりません。

 その間に先日買ったクマタのバゲッジ車にデカールを貼ります。UPは赤のストライプがデカールの難関です。まっすぐ貼るのは至難の業ですが、塗り分けの時できる塗膜の段差を利用すると上手くいきます。赤のデカールは下地の色が暗いと発色が悪いので、黄色の上に貼りたいですね。まず、黄色を塗って次にグレーを塗ります。そして、その盛り上がっているグレーに合わせてデカールを貼ればOKです。デカールの透明な部分は切り取っておくことが必要ですね。

 15:30 Towerの方も触れる位には乾きましたので、窓枠を塗ります。この製品の出入り口は開閉式です!  ついでに、トイレの便器までできていて、手洗いのシンクには水の流れ出る穴まであいています(蛇口はないけれど)。

 17:00 明日天気が良ければオリエンタルのUP S-6を塗りたいので、シンナーで塗装を剥がします。私はオートシンナーという、車の塗装用を塗料店で買って使っています。用具の手入れにも使えますので便利です。

 19:00 かみさんに怒られて、食事に出かけることになりましたが、手がべたべたです。普段は手術用の使い捨て手袋を使っているのですが、今日に限って素手でやってしまいました。なお、手術用手袋は箱テッシュみたいな感じで使えるものが便利です。薬局や病院の売店で取り寄せてもらえます。

 21:00 テレビを見ながら、編成の研究です。なかなか編成については完全な資料はないものです。UPモデラー誌に出たことがありますし、固定編成物についてはUP Streamlinersをみればある程度わかるのですが……。
 ここで発見!  リバロッシのバゲッジはUPがプロトタイプだったんですね。しかも、復活運転に使われている車です。屋根にリベットないけれど。クマタ製と見比べると、完璧に上回りのサイズは同一です。リバロッシは他にもUPがプロトタイプのものが多いので、これにウォルサーズのパシフィック・シリーズを足せば安価なCOLAが出来そうです。

 ところで去年、KEYのCOLA 12輌編成を予約したけれど、本当に発売されるんでしょうか?  この頃、同社はNゲージばかりやっています。
  なんてことして1日終っちゃいました……。みなさんは模型してました?

OMIから製品が発売されたUPP403、発電ブレーキ試験車について、鈴木俊一氏より、メールをいただきました。(栗)
……ディーゼルエラ誌Vol.6 No.4(Jul/Aug '95)に一枚の写真と解説が掲載されています。1994年7月、SD45のDBハッチ3両分と53フィート・フラットカーを元にMK Rail Corp.(Morrison & Knudsen)が改造したとあり、続々と増備される4,000から6,000馬力の新型機のテストに供する「Portable load box」と紹介しています。おそらく電気的負荷を操作して性能試験を行う機材だと思いますが、いかがでしょうか。

|

« RMC誌2001年10月号 OMIブラスの珍車新製品 | トップページ | 大阪豊中のイチフジ・モデル »

よしなし事」カテゴリの記事

UPファン日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« RMC誌2001年10月号 OMIブラスの珍車新製品 | トップページ | 大阪豊中のイチフジ・モデル »