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2004/08/10

ブリル・マキシマム台車22E

back number Vol.80, Dec. 16, 2001, re-edited on July 10, 2010

Brill_21e
カタログ掲載図

The Brill Eureka Maximum-Traction Truck, PATENTED

 Eureka Maximum-Traction(ユリーカ・マキシマム・トラクション)台車は基本的には、ほとんどの市街鉄道の過酷な使用条件に合うように作られた市街電車用汎用台車です。
 運転間隔が短く、頻繁に停車するような路線では、乗り降りする乗客の速やかな動きを助ける設備が必要です。その解決策の一つにステップの高さの適正化があります。
 この台車は、車両を単台車と同じくらい低床とする事が出来ます。また、単台車の車両よりも長い車体を採用できるという特徴も兼ね備えています。台車の回転中心は仮想の点で、駆動軸の6インチ内側にあります。このような構造にすることで、この台車は低床オープンカーと同じ様にクローズド・カーにおいても、モーターと動輪がもたらす車体の梁位置に対する制約は少ないものとなります。【画像はクリックで拡大します】

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2004/08/09

感動秘話:我、カトーの剥離に成功せり!

How to remove coating of paint over Kato models by isopropyl alcohol, part 2 melma back number Vol.79, Dec. 5, 2001, re-edit Mar. 19, 2010

カトーSD40のショートフードやキャブなどをイソプロパノールで剥離したところ

 「カトー製品の塗装剥離は今まで難しいとされていたが、RMJ誌10月号にイソプロピル・アルコールの91%が有効と書いてあった。しかし、市井の薬屋には50%と70%しか置いてなかったので、あきらめた」と本誌Vol.74(2001年11月6日号)でお伝えしていましたが、当然、心の片隅では引っ掛かっていまして、たまたま通りかかった某大学病院正門前の薬局に入ってみました。

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2004/08/08

HP紹介 こだわりのNゲージャーたち

back issue Vol.78 Nov. 26, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010

まことに申し訳ないことに、Nスケールは私自身がやっていないものですから、当メールマガジンでは触れる機会が少なくなっています。しかし、そうは言うものの、個人で開設されているホームページについては、見つけるたびに自分のブラウザの“お気に入り”に登録させていただいていまして、熱心なファンが沢山おられることは認識していた次第です。
  今回はそんな中から、“コダワリ”を持って設営されているHPを中心に勝手ですが、ご紹介したいと存じます。

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2004/08/07

J.G.ブリル社の歴史

melma back number Vol.77, Nov. 23, 2001, re-edit July 10, 2010

Brill_ad

 前回の11月21日号Vol.76の書き出しには戸惑われた方が多かったことでしょう。何の前触れもなく100年以上も前の文章が始まったわけで、お詫びしなければなりません。事前に、まずアメリカにおける市街鉄道の歴史を概説しておくべきでした。

 昔々の話で、1832年に馬車鉄道、1859年に蒸気軌道、1873年にケーブルカー、1888年に電気軌道がそれぞれ始まっています。ケーブルカーはサンフランシスコに現存する方式で、一時は全米主要都市を席巻するほどの交通機関だったなどとは、ちょっと想像しがたいことです。電車のピークはインタアーバンを含めて1920年頃で、その後急激にバスと自動車にシェアを侵食され、1930年代に入り、例のPCCカーによる巻き返しに出るわけです。【画像はクリックで拡大します】

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2004/08/06

J.G.ブリル社の創業期

melma back number Vol.76, Nov. 21, 2001, re-edit July. 10, 2010

THE STREET RAILWAY JOURNAL SOUVENIR, OCTOBER, 1894

Brill_profile

 John George Brillが1847年にこの国に来たとき、おそらく彼は、自分の発明家魂と熟練の腕が、現在J. G. Brill Companyとなっている世界的規模にまで発展した事業に繋がることになるとは、よもや考えていなかったと思う。

 この国の指導者、すなわち偉大な世界的車両造業者の内のひとりは、1817年ドイツのCassel近郊で生まれた。彼の父は17才で軍隊に入り、Waterlooの戦役でHesse Cassel王子の護衛の一人として従軍したことがあった。
 その息子はBremenへ家具製造の技術を学びに出され、父親の死後にアメリカに渡ってPhiladelphiaに落ち着いた。彼は約25年間、車両製造業者のAllison Manufacturing Companyに勤めていた。【画像はクリックで拡大します】

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2004/08/05

MR誌2001年12月号 ショーミーラインズの季節が到来

back issue Vol.75 Nov. 10, 2001, re-edited on Nov. 30, 2010, Jan. 30, 2016

 

Mr200112a

 やはりアメリカの業界で一番忙しい時期はクリスマス・シーズンの様で、一昨日に届いたモデル・レールローダー誌12月号の広告では、メーカーや模型店が一段と華やかな体裁を整え、普段の号では見掛けないLGB等が顔を出していたりします。

 中でもShow Me Linesは“お約束”の内の最右翼といえるでしょう。ただし、アサーンの貨車などにクリスマスなどの独自のデザインを施して売り出すという商売ですから、スケール・モデラーには縁のない会社ですけれど、これで何年も続いているのですから、彼の地ではそれなりに魅力のあるラインナップになっているのだと思います。

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2004/08/04

RMJ誌10月号:カトーにはアルコールが効く

How to remove coating of paint over Kato models by isopropyl alcohol, part 1  melma back number Vol.74, Nov. 6, 2001, re-edit Mar. 19, 2010

Img438aFun with Strippers"等と、中年モデラーが「ムムッ」とくる様な題名の記事が、近着のレールモデル・ジャーナル誌2001年10月号に出ています。
 鉄道モデル雑誌ですから、一般に連想される内容でないことは明らかで、いわゆるリムーバー、塗装剥離剤の話です。「プラスチック製品の塗膜を剥がすのなら、プラスチック用ラッカー・シンナーで十分」というと、さにあらずで、今まで日本の雑誌では触れられることの無かった3種類のストリッパーが紹介されています。【画像はクリックで拡大します】

 中でも、今まで我々が苦しんでいたカトー製品に使えるものが示されていることが最も貴重な情報でしょう。カトーが車体などに使っているプラスチックの材質は、一般的なスチロール樹脂ではなくて、少々硬めの確かABS樹脂だということで、シンナーに浸けると樹脂モールドの表面まで侵されてしまいます。

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2004/08/03

アサーン貨車のカプラー高さは奥が深い

back issue Vol.73 Nov. 3, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010

 アサーン社から発売されている貨車の中で、古くからの製品にはカプラー取付高さがちょっと低いという欠点があって、この改善方法をあれこれと模索しているアメ情ですが、10月23日号(Vol.69)に御披露いただいた檜山和明さんがBBS掲示板に衝撃的な事実を投稿されています。
 なんと、プラスチックの床板と鉄板のウェイトとを上下反対にして使うというものです。 氏のHPに写真が掲載されていますので、是非ご覧ください。

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2004/08/02

ラ・ベル木造貨車キット組立の顛末

This article was edited Dec. 1, 2010 first, and was moved here Feb. 8, 2016

11model_o2

 ことの発端は1997年の7月にシロ/松本浩一さんがニフティの外国型会議室へ、古いラ・ベルの木製キットの復刻版が発売されたと発言されたことでした。このLa Belle Woodworking Company( 同社サイト )というブランド名は、キャンベルなどと共に木製キットでは知られたブランドです。
 早速、氏が取り寄せられたパンフレットのコピーをいただき、注文したのは言うまでもありません。ただし、ブツは当時、興味を持っていたOスケールの貨車で、その年の年末年始の休暇を利用してキットを組み始め、ほぼ1ヶ月で5両を完成させることが出来ました。その様子を逐次、ニフティに報告していた文章が残っていましたので、少々アレンジを加えてモデルの写真と共に御披露しましょう。【画像はクリックで若干、拡大】

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ラベル社の製品リストが思わぬところに

back issue Vol.72 Nov. 2, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010, Feb. 8, 2016

 本メール・マガジンの2001年10月10日号(vol.65)で関西合同運転会の様子をお伝えしているのですけれど、そこで車輪とポイントの関係の研究発表された稲葉清高さんのHPに偶々行き着きました。現在は日本型の12mmゲージにご執心のようですが、一部にアメリカ型ファンにとって得難い情報が掲載されていましたので、それをご紹介しましょう。氏のご尊顔は、合運の様子を報じる"とれいん"誌11月号にあります。

 まず我々にとって一番、役に立つと思われるのは、La Belle社のイラスト入り製品リストです。【後日、同社は自身のHPを開設したので、ここの画像はそこからの引用です】

Labelle_logo

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2004/08/01

アサーン40'ボックスカー組立法の決定版

Back Issue No.71, Oct. 29, 2001, re-edited Feb. 18, 2010
Correct installation of Kadee couplers to the Athearn's 40' boxcars of Blue Box brand

 檜山和明氏による10月23日号(Vol.69)の、製品のポケット部分を切り取って、ポケットごと#5に交換したという報告を読んでいて、アイデアを一つ、思いつきました。【決定版などと不遜な題名に書き換えたことをお許しください。まあ、私の中ではということで‥‥2013-09-06】

CB&Q 61417, Burlington Route R.P.I. Award Winner 1966
モデルはHOガラクタ・ボックスに展示

【アサーン青箱キットは元来、カプラーがNMRAホーンフック・タイプで設計されているので、ケーディーとしたときの高さが低めになります。また、次の写真でお判りいただけるように、カプラーが取り付けられている魚骨モールドが変形しやすく、上下の寸法が不安定です。
 それで、ナックルが上付きの#27を使ってきたものの、完全ではありませんでした

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