ブリル・マキシマム台車22E
back number Vol.80, Dec. 16, 2001, re-edited on July 10, 2010
The Brill Eureka Maximum-Traction Truck, PATENTED
Eureka Maximum-Traction(ユリーカ・マキシマム・トラクション)台車は基本的には、ほとんどの市街鉄道の過酷な使用条件に合うように作られた市街電車用汎用台車です。
運転間隔が短く、頻繁に停車するような路線では、乗り降りする乗客の速やかな動きを助ける設備が必要です。その解決策の一つにステップの高さの適正化があります。
この台車は、車両を単台車と同じくらい低床とする事が出来ます。また、単台車の車両よりも長い車体を採用できるという特徴も兼ね備えています。台車の回転中心は仮想の点で、駆動軸の6インチ内側にあります。このような構造にすることで、この台車は低床オープンカーと同じ様にクローズド・カーにおいても、モーターと動輪がもたらす車体の梁位置に対する制約は少ないものとなります。【画像はクリックで拡大します】
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