ラベル社の製品リストが思わぬところに
back issue Vol.72 Nov. 2, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010, Feb. 8, 2016
本メール・マガジンの2001年10月10日号(vol.65)で関西合同運転会の様子をお伝えしているのですけれど、そこで車輪とポイントの関係の研究発表された稲葉清高さんのHPに偶々行き着きました。現在は日本型の12mmゲージにご執心のようですが、一部にアメリカ型ファンにとって得難い情報が掲載されていましたので、それをご紹介しましょう。氏のご尊顔は、合運の様子を報じる"とれいん"誌11月号にあります。
まず我々にとって一番、役に立つと思われるのは、La Belle社のイラスト入り製品リストです。【後日、同社は自身のHPを開設したので、ここの画像はそこからの引用です】
同社は古くからHOとOスケールで、木造の客車や電車、貨車の木製キットを売っていますから、興味をお持ちの方は多かったことでしょう。ただしHPを持っていませんから、その全容を知るためにはわざわざカタログを請求しなければならなかったのです。
氏は了解を取り付けた上で、スキャナーで読み取ってアップしてくださっています。La Belle社の所在地が示されていて、クレジット・カードが使えるというのですから、このサイトの情報だけで注文することが出来ます。今までためらっていた方には正に朗報でしょう。
また、イギリスのシャーマン・ホィールズとウルトラ・スケールというメーカーの蒸機動輪や、オーストラリアのスティーム・エラ・モデルズというところの車輪の製品リストも示されています。
まだまだインターネットでは辿り着けない貴重なブツが世界には転がっているということですね。その情報を日本で入手されているのですから、恐れ入ります。
同氏の手になるモデルの話では、バックマン社がスペクトラム・ブランドで発売しているペンシルベニア鉄道の有名なパシフィック蒸機K4sや、それが牽引する客車のカプラーをケーディーに交換する解説があります。写真をふんだんに交えての文章ですから、大変解りやすい内容です。
また、頻繁に海外へ行かれている様で、カリフォルニア・カーの実物写真もあります。
その他は日本型の情報ですが、ご興味を持たれる方も多いことだと思います。
YahooやGoogleなどの検索では辿り着けないサイトが未だ未だあるものだと痛感しています。やはり、ネットは接続し放題にして根気よく巡らなければいけませんね。
【追記】当方が1998年に組み立てたラベルのOゲージ貨車もご覧ください。2010-12-01
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