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2004/09/01

MR誌02年2月号:リバロッシからオイル・テンダー新発売

back issue Vol.81 Feb. 4, 2002, re-edited on Nov. 27, 2010

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 今回は、1月3日に届いたMR誌2002年2月号から目に付いた広告をお伝えしようと思います。

 大ニュースは、リバロッシ-ウォルサーズ社で、チャレンジャー4-6-6-4にオイル・テンダー付の新発売です。
 給油ハッチが3つ、給水ハッチも背の高いものが3つ、機関士サイドにツールボックスが付き、センティペード台車が新設計だとあります。また、動力装置がフライホィール付きとなったようです。(このあたり、これが最初の発売なのか否か、よく判りません。掲示板にデゴイチさんという方の発言があります)

 なお、FEF-3のグレードアップ用にテンダーだけが54.98ドルで別売されます。この辺り、BBS掲示板に悩みを披瀝された方がおられましたよね。【画像はクリックで拡大します】

 バックマン/スペクトラムからはロシアン・デカポッド2-10-0の登場です。この機関車、動軸数から想像していたよりは意外と小振りです。また、第一次世界大戦前後というスタイルと、WM、ACL、Erieなどという鉄道名では、我が国の模型店々頭に並ぶことは希かと思います。

 それから、知る人ぞ知るハイライナーズ社のFユニット・キットは、キャブ付きAユニットが広告されています。これ、F2からF9までが作り分けられるという優れもので、ウォルサーズ・カタログでは既に発売済となっているものの、私自身はどうしても入手出来ていなかった製品です。もちろん、キャブ無しのBユニットの方は持っています。確か、製造はアサーンが担当していて、同社ジェネシス・ブランドのF7はこのキットを基としているはずです。

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 ブラスでは、ブロードウェイ・リミテッド・インポーツという新顔インポーター?が登場しました。最初の製品は社名から想像できるペンシィ物ではなくて、NYCハドソン4-6-4のJ1eです。1ページ大の広告は実車の写真だけですから製品のレベルは知れませんが、279.99ドルという価格には食指が動く方もおられることでしょう。
 なお、「インポーツ」という社名からブラス製品と決め付けましたが、シャシーがダイキャストとありますから、マスプロ製品の可能性もあります。

 Nスケールの方は詳しくないのでめったなことが言えませんが、コンコー社の広告にEMD入換機のキャブ付きとキャブ無しセット、それにオートキャリアー貨車が再発売、デイライトGS-4蒸機がComing Soonとありました。

 書籍ではNMRAが“The 1943 ORER”などという復刻本を広告しています。ORER、すなわちThe Official Railway Equipment Register、1943年におけるアメリカ、カナダおよびメキシコの貨車一覧というものの様です。彼の地のファンには“ORER”で通じるのでしょう。“必携鉄道本”などという文字も踊っています。1943年といえば第二次世界大戦中ですけれど、この本を日本で必要とされる方はおられるのでしょうか。

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 ところで、この号の表紙にはアサーンのBNSFダッシュ9が大写しにされています。不思議なのはこのモデル、ディテールアップと高度なウェザリングが施されているのに、ハンドレールがグニャグニャに曲がっていることです。本文中に挿入されているRPP社のSD70も同じです。レイアウト上の信号機などはビシッと筋が通っているのに、主役である機関車モデルが一体どうしたものなのかという疑問が湧いてきます。あるいは、“このレベルでも十分なんだ”という深謀遠慮があるのかも知れません。

■新年早々のアンケートは、皆さんの年齢をお聞きしたいと存じます。以下の中から一つ選んで、アドレス部分のクリックをお願いいたします。なお、これを実行されたところで、ダイレクトメールが来る様なことは全くありませんので、安心してクリックしてください。その代わり、何かが当たるという様な特典もありませんが……。締切は4日後の1月8日22時です。

①9歳まで、②10歳代、③20歳代、④30歳代、⑤40歳代、⑥50歳代、⑦60歳代、⑧70歳代、⑨80歳代、⑩90歳以上、□途中経過・最終結果を見る、□コメントボード

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