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2004/10/05

戯れ言◇カトーに望むHOの新製品は

back issue No.95 Feb. 19, 2002

  カトーUSAのホームページカトーUSAのホームページを訪れたところ、体裁が大幅にリニューアルされていて驚きしました。サイト内の配置が解かり易くなっている上に、過去に発売した製品については発売時期とバージョン、それに塗装スキームを公開していますから、これで中古品の鑑定がし易くなりました。また、ファン作品の紹介ページも充実しています。

  ところでHPの中に、我々がカトーに対して出して欲しい新製品を伝えられるコーナーが出来ています。“Suggest a Model”というページですが、以前からあったかもしれません。で、さっそく私のHOスケールでの希望を2型式、入力した次第です。

  一つは、グレイン・カバードホッパーで、プルマン・スタンダード社が1960年代後半から70年代前半に掛けて大量に製造したPS2-CDの4740cu.ft.タイプという貨車です。

 これは現在、アサーンが54フィートPS、3ベイ・カバードホッパーの名前で出しているものと同じですが、発売が1971年という古さですから、レベルは押して知るべしです。実は今、それを弄っている最中でして、カプラーから台車中心ピン回りに掛けての出来の悪さに四苦八苦しているところへ、鈴木俊一氏より「空気管の取り付けられている側が逆」と聞かされて、ますます落ち込んでいます。

  プルマン・スタンダード社のグレイン・ホッパーは、この4740cu.ft.の直前となる4427cu.ft.タイプがライフライクのプロト2000から、直後となる4750cu.ft.タイプはインターマウンテン社から、それぞれ秀逸な製品が出ていますので、この型式だけが深い谷間となっているわけです。因みに、ウォルサーズ社の4427cu.ft.は、プロト2000より前のスタイルです。また4750cu.ft.は、PS社が1981年に解散した後、工場ごと、トリニティ・インダストリー社に引き継がれています。
  1970年前後といえばグレイン・ホッパーの全盛期で、殊にこの4740cu.ft.は両数のみならず塗装バリエーションも格段に多い型式ですから、商品化するには打ってつけの題材だと思います。GNやPRRなどが存在した時代から、合併でBNやPenn Centralが発足した時期を跨って製造され、私有貨車も目白押しです。そして未だ未だ現役で活躍しているはずです。また同社のGP35、SD40、SD40-2、SD45などのディーゼル機関車にベストマッチです。BNスキームなら、12両セットでも私は買います。

  そしてこのPS2-CD、4740cu.ft.の競合型式が、AC&F社の側面が丸いセンターフローで、4600cu.ft.タイプをアキュレール、4650cu.ft.タイプをアトラスが既発売でインターマウンテンが予告中です。また類似のリブ・サイド・スタイルでFMC社の4700cu.ft.は、MDC/ラウンドハウスが1992年から発売中で、またスロール社の4750cu.ft.と、GSC社の4500cu.ft.は、BNファンとしては製品化して欲しいものの少数派だった様ですから、マスプロ的にはソロバンに合わない型式でしょう。
  なお、カトーの設計といえば何も心配は要らないものの、個人的な注文は、塗装不可のプラスチックを使わないことと、アンデコを潤沢に出すことだけです。Nスケールでは、レッド・カブースが既にPS2-CDの4740、4750にFMC4700を加えて、発売しています。

  二つ目の希望は、BNファンという立場を離れて、ユニオン・パシフィック鉄道のスタンダード・ガスタービンを入れておきました。

  この世界は、HOのプラスチック製品では未だ発売されたものが無く、未開発となっている分野です。多分、ビッグボーイやチャレンジャーなどの超大型蒸機を好む方々の眼鏡に適うはずで、またGE-アルコの生まれでPAの流れを汲むデザインですから、DDA40Xに比べて、アメリカ的な臭いがプンプンするスタイルだと思います。
  バリエーションもソコソコあるようですから、改造ネタとしても美味しい題材です。単機で発売して、テンダーはファンに任せるのがいいでしょう。もちろん、ダブル・エンド・タービンやベランダ・タービンに化かせるキットバッシャーが続出することだろうと予想します。また、実物通り下回りだけU50DやC855に流用する手もあります。
  問題は4台車方式の動力ユニットですが、オーバーランド社が実現しているのですから、カトーに出来ないはずはありません。確かNスケールで大昔、U50Dをコンコー・ブランドで出したことがあるはずです。
  なお、カトーを指名した一番の理由は、同社が苦手としているフード・ディーゼルのハンドレールが、タービン機には無いことです。もちろん、3車体のスーパー・タービンでもよいのですけれど、こちらは少々巨大過ぎて、値段が一寸手の出ないレベルになること、請け合いです。

  ところで、BNが保有した機関車型式を希望として挙げられなかったということは、それらが製品として出尽くしていて、私のストックが溢れ返っているということに外なりませんね。

  さて、HPでは希望製品の入力と共に、名前やメールアドレスを要求されましたので、新製品情報なんかも配信してもらえるのではないかと期待しています。まさか、製品化が実現したら、提案した者にサンプルを贈呈なんてことが……

■この1番目の希望品であるカバードホッパーPS-2CD 4740は2007年にタンジェント・スケール・モデルズという新鋭のメーカーから発売となりました。レベルの高い完成品で42.95ドルもするにもかかわらず、翌年には続けてPS-2CD 4000の方を出しましたから、ソコソコ売れたのだと思います。当方の購入の経緯は掲示板(発言番号469以降)の方をご覧ください。2008-11-07

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