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2004/10/02

MR誌02年3月号:NもHOも、Oもアトラスばかり

back issue Vol.92 Feb. 13, 2002. Re-Edited Aug. 7, 2010.

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 前回、客車を中心に紹介したモデル・レールローダー誌の2002年3月号ですが、もう一つ、大変なことに気が付きました。それは、“Products Review”、新製品紹介のページがアトラス社の製品で埋め尽くされていたことです。

 まずHOゲージではGEの4軸ディーゼル機であるアムトラック8-32BHWとサンタフェ8-40BWです。
 実物については本メールマガジンVol.2(2001年5月14日号)を参照いただくとして、製品としては従前8-40Bの延長線上にあるとはいうものの、新たなノース・アメリカン・セイフティ・キャブが忠実にスケールダウンされ、良い人相をしていることに感心させられます。塗装も細いラインに乱れはなく、もちろん独壇場のハンドレール回りやグラブ・アイアンの仕上げは申し分ありません。テキストが指摘する唯一のチェック個所は台車のホイルベースで、8-32BHWだけ6インチ短いのが正解だが、両者とも8-40Bと同じものとなっているそうです。6"といえばモデルで1.75mmですから、イメージに影響を与えそうな気がしますが……。
  URLはhttp://www.atlasrr.com/highlights/hodash840bw.aspです。

  なお、写真を見る限りで手を加えたい部分は窓回りでしょう。ガラスの表面は十分に平滑であるものの、少し奥まって取り付けられていることと、窓縁=ガスケットが車体と同色となっていること、さらに太目のワイパーが気になる部分です。また、車端部のMUレセプタクル・コードが、相変わらず透明感のある質感のままです。
  このように重箱の隅にしか突つく部分が無いほど完璧な製品ですから、HOのフード・ディーゼル機に関していえば現在、アトラス社が世界最高峰だと思います。かつての王者であるカトーもこの春に予告されているSD90MACで捲土重来というところでしょうが、出来栄え、品質管理共にSD40-2のレベルだと、築いてきたブランド力は伝説上だけのものとなってしまう恐れがあります。

  次にNゲージのアトラス製品では同じGEの4軸ディーゼル機、B30-7が出ています。メカニック共々、先行したB23-7を踏襲する製品とのことで、専ら走行性能等の比較が語られています。台車2種類に始まって、アンチクライマーやリア・ヘッドライト、キャブ窓割り、バッテリー・ボックス、排気口を納入鉄道毎に作り分けているということは、ファン心理をクスグります。それにしてもハンドレールに色を入れる技術はすごいものです。サンプル写真のフリスコ機では、支柱=スタンションの赤と、手すりの白とがものの見事に塗り分けられています。ただ、全体の印象把握という面からすると幾分、腰高で野暮ったさがある様な気がします。この辺りは、まだまだ1/150や1/160に手慣れたカトーに一日の長があります。
  こちらのHPはhttp://www.atlasrr.com/highlights/nb30-7&b36-7.aspです。

  さらにOゲージでは、PS-1の50フィート・ボックスカーが紹介されています。「いままでは小スケールだけだったReady-to-Run製品におけるハイ・ディテール化の恩恵が、やっとOゲージに波及」とまで評者に言い切られる出来栄えの様です。こういう製品がこのゲージで出てくる背景には3線式ハイレールと並売できるというメリットがあるからでしょうが、値段もソコソコしますから、日本の模型店に並ぶかどうかは疑問です。
  HPは、NやHOとは別のhttp://www.atlaso.com/ops12.htmをご覧ください。

  さて、アトラス以外の商品では唯一、サン・ジョアン・カー社のOn3蒸機でデンバー&リオ・グランデ・ウェスタンD&RGWの2-8-0キットが紹介されています。スチロールとアセタールのモールド、さらにエッチング・パーツにフルハウエル・モーターを使い、実物通りのイコライザー機構を再現できるという代物で、値段も695.95ドルという凄さです。
  テキストには参考となる実物の書籍が記してあり、またステップ・バイ・ステップで組み立てる上での留意事項を列挙していますから、新製品紹介というよりも組立リポートといった趣きです。こういうキットを組む心の余裕が欲しいものだとツクヅク思いますね。

■MR誌のこの号には、昨年1年間のベスト・モデルを選ぶ投票用紙が入っています。ただ、これに差出人の住所氏名を書く欄が無い、ということは、投票者は切手代を負担するだけで特典が何も無いことになりますので、私は出したことがありません。そこで、このメールマガジンでも同じことをやってみようと思い立ちました。NとHOを分けて、皆さんが一番だと思われるモデルに投票をお願いいたします。曰く、アメ情的“モデル・オブ・ザ・イアー”です。
 部門はNとHOの機関車だけとし、区分はMR誌を踏襲するものの、私の判断で似たものは一緒に、また再発売は省きました。なお、趣味とされていなくても、また購入されていなくても構いません。現物をご存知無いと難しいので、参加者が少ないことと思いますが、よろしくお願いします。また、何か思い入れがあれば、併せてコメントをお寄せいただければ幸いです。
 NおよびHOそれぞれに御投票ください。締切は4日後の2月17日22時00分です。

Nスケールの部
◆アトラス GP38
◆アトラス B23-7/B30-7
◆バックマン・スペクトラム 2-8-0
◆E-Rモデルズ ボールドウィンRF16
◆カトー バッド・ディーゼルカー
◆カトー SD80/90MAC
◆ライフライク BL2
◆ライフライク FM Cライナー
◆MDC/ラウンドハウス 2-8-0
◆アメリカ型、またはNゲージは判らない

■途中経過・最終結果を見る
■コメントボード

HOスケールの部
◆アサーン・ジェネシスF7
◆アサーン・ジェネシスUSRA ライト4-6-2
◆アトラス 8-32BHW/8-40B/8-40BW
◆バックマン アセラ列車セット
◆バックマン・スペクトラム ロシアン・デカポッド 2-10-0
◆インターマウンテン F7
◆リバロッシ C&Oアラゲニィ2-6-6-6
◆ステュワート ボールドウィンVO-1000
◆トリックス UPビッグボーイ4-8-8-4
◆ウォルサーズ スペリィ・レール探傷車
◆アメリカ型、またはHOゲージは判らない

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■コメントボード

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