MR誌02年6月号 ガーデン・レールウェイ特集
back issue Vol.108 Feb. 4, 2002, re-edited on Nov. 28, 2010
昨日届いたモデル・レールローダー誌6月号での“売り”は、庭園鉄道小特集でしょうね。まあ、同じ出版社が発行する兄弟誌ガーデン・レールウェイズの宣伝という面が強いことは自明としても、バックマン社などがGゲージに力を入れていますから、ますます面白いジャンルになっていくのは疑う余地がないことでしょう。
一緒に組まれた広告ページでHPを持っているメーカーや小売店を列挙しておきますと、
アリストクラフト 、
ファブロウスG 、
イーグルウィングス・アイアン 、
ダブルKランチ 、
ビッグ・トレイン・ショー 、
トレインズ・オン・トラックス 、
ラージ・スケール・オンライン 、
スター・ホビー 、
3フット・クラシック・モデル
です。 それ以外では、
バックマン 、
LGBアメリカ 、
USAトレインズ 、
オーザック・ミニチュアーズ 、
シャウマッツ・カー
などをご覧ください。
記事では他に、エッチング製品のトウモロコシ畑と、エンジンを2,000馬力のOPから1,750馬力の576Cに載せ替えたというNYCのCライナーのディテール・アップが面白そうです。
MR News欄では、TMSの5月号にもありましたが、グラント・ライン社の創設者クリフ・グラント氏の訃報を伝えています。
また“リコール”だとしてカトーUSAが、Nゲージ・コルゲート客車の交換用カプラーが用意出来たとアナウンスしたとあるのは、ちょっと心配です。
そして、ジェフ・ウィルソン氏の“デカール・ビジネスの展開”と題する一文は、モデラーの今後の指向を占う上で一読に値すると思います。
On30、またはOn2・1/2というゲージでは、ボールダー・バレイ・モデルズというところがアサーンSW-7の足回りを使って作る“Dunkirk”という変なロギング機関車を発売したとあります。さらに、インターナショナル・ホビーズというところがOn3とデュアルでカブースと2種のボックスカーがリリースされ、バックマンからTボイラーのシェイも予告されていますから、こちらもますます楽しみです。
Hobbyshop Window欄では、ピーコPecoから検査用ピット、車庫などでレール間に設けられた溝を再現するキットが面白そうです。モジュール式に長さを調整出来て、溝内に下りる階段と、渡り板も含まれています。ウォルサーズ社が取扱いということで、入手に困難はないことでしょう。
広告を見ていくと、まずアサーン社では、BNのパシフィック・プライド?(GP38-2)と、UPのユナイテッド・ウェイ(SD40-2スヌート)がReady-To-Roll製品としてアナウンスされていますけれど、本誌の読者の皆さんはアサーン・ニュースで先刻ご承知のことでしょう。
ブロードウェイ・リミテッド・インポーツは、新たにN&WのA、2-6-6-4をアナウンスです。この社の最初の製品であるNYCのハドソンJ1eは未だ先の6月出荷だというのに、なんとも威勢のいい話ですが、HPの方にはJ1eのモデル写真が公開されていて、自信を持っていることも肯ける出来映えですから、是非、見てやってください。です。
ブラスのOMI社では、ジェネシスのP42で、アムトラック・フェーズV(VI?)とレール・カナダVIAのスキームが予告です。このうちの前者について、「このスキームはウォルサーズ社も発売」と断っているところに驚かされます。確かに、ウォルサーズのOEMでアサーンのP42が予告されていますけれど、自信の現れなんでしょう。
カトーUSAは、とうとうSD80/90MACを広告に登場させましたから、イヨイヨですね。NゲージのMHCとスーパーライナーも写真付きです。
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