MR誌2002年10月号 年末へ向けて新製品が続々と
back issue Vol.125 Sept. 1, 2002, re-edited on Nov. 28, 2010
An overview of the MR's October 2002 issue.
数日前に届いたモデル・レールローダー誌10月号の白眉といったら、ナショナル・トレイン・ショーで展示されたという発売前段階新製品のオンパレードでしょうか。
この6月、フロリダ州のフォート・ラウダーディールという町で行われたNMRAの年次コンベンションに併催の催しだったとのことです。
HOスケールから紹介していくと、まず目を引くのはバックマン www.bacmanntrains.com
のE33電気機関車です。Vol.53でも言及したように我々にはあまり馴染みのない異様とも言えるスタイルですけれど、屋根上の配管に黄銅線が使われ、かつ見るからに可動しそうなパンタグラフと併せて、迫力満点のモデルです。New Haven、Penn Centralや、Conrailの実車サイトをご覧ください。
RocoのFP7は、単に古いものの再生産と思いきや、金型を新しくしてメタル・グリルとハンドレールが別パーツとなっているようです。供給は引き続きE-Rモデルとあります。
ステュワートの、ボールドウィンS8、S12というスイッチャーは判るとして、アルコの6軸機C628が新金型というのは先年発売されたばかりでしたから少々解せません。C630の新発売に併せたのでしょうか。
アトラスからは古めのFM、H15-44というロード・スィッチャー、カトーUSAからはCB&Qのバッド社製ビジネスカー“バーリントン”などと続きます。
小ロット生産品では、ライト・トラック・レールロード・モデルというところのNYCベイウィンドー・カブース・キット、ウエスターフィールドの燐鉱石カバード・ホッパーのキットが出ています。後者はだいぶマニアックです。
Nスケールでは、大物といえるのがインターマウンテン社のディーゼル機FT、ABセットでしょう。プロトタイプに特化したハンドレール、エッチング製のサイド・グリルとダイナミック・ブレーキ・ハウジング。DCC組込済とあります。
モデル・パワー社のUSRAライト・パシフィックはボイラーがダイキャストで、この晩夏から発売です。
レッド・カブース社のセンター・ビーム・フラット・カーは73フィート・タイプで、マイクロ・トレインズ社の台車付です。
Zスケールでは、アメリカンZライン/Zトラック・マガジンというメーカーからSD45ですが、ブラス製品で製造はアジンとあります。
Oスケールでは、ウィーバーから古風なRS1だけです。45mmゲージ1/29ではUSAトレインズのNYC、J1eハドソンがダイキャスト製とあるのですが、一人で持ち上げられるのでしょうか。
■久しぶりにアンケートを実施しようと存じます。アンケート集計に利用させてもらっている“クリック・アンケート”の機能が開放されて、選択肢の数が増えましたので、これを目一杯使う対象ということで、皆さんがお好みの鉄道名、それも黄金期の1950年代に存在した鉄道を選んでいただこうと思います。必ずしもモデルを購入されているわけでなくても構いません。
以下に列挙しているハイパーリンクのどれか一つをクリックしてください。
◆AT&SF アチソン・トペカ&サンタフェ
◆B&O ボルチモア&オハイオ
◆C&O チェサピーク&オハイオ
◆CB&Q シカゴ・バーリントン&クエンシィ
◆C&NW シカゴ・ノース・ウェスタン
◆D&RGW デンバー&リオグランデ・ウェスタン
◆DM&IR ダルース・ミッサベ&アイアン・レンジ
◆GN グレート・ノーザン
◆Soo スー・ライン
◆Milw ミルウォーキー・ロード
◆NYC ニューヨーク・セントラル
◆N&W ノーフォーク&ウェスタン
◆NP ノーザン・パシフィック
◆PRR ペンシルベニア
◆SR サザン
◆SP サザン・パシフィック
◆UP ユニオン・パシフィック
◆その他
□途中経過・最終結果を見る
┗< http://clickanketo.com/cgi-bin/a.cgi?q00011861af0 >
□コメントボード
人気のありそうなものを勝手に選びましたので、選択肢に無い場合は、“その他”に投票していただき、コメントボードに書き込んでいただければ幸いです。また、お好みの理由などもコメントボードにお願いします。景品が当たるわけではありませんが、御参加のほどをお願いいたします。
締切は9月7日(土)の18時です。
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