RMJ誌2002年6月号 ビッグボーイのウエザリング
back issue Vol.123 July 22, 2002, re-edited on Nov. 28, 2010
レールモデル・ジャーナル誌の6月号が本日、届きました。
表紙となっている目玉記事は、既に同誌のHPで予告されていた様に、トリックス社製ビッグボーイのハードなウエザリングです。その一端は、このサイトの「Techniques」欄でも判っていただけるとおりですが、カラー写真満載で全部で8ページを割くという熱の入れようですから、必ずやご興味をお持ちの方のお役に立つことでしょう。高価なブラス・モデルでは二の足を踏むウエザリングも、プラスチック・モデルなら少しは気が楽ですし、質感などはブラス以上の効果が期待出来ることだろうと思います。
ところで、1970~90年代をテリトリーとする私の目に留まったのは、ロック・アイランド鉄道スカイ・ブルーのPS-2、2ベイカバードホッパーと、サンタフェのエクタクローム・スキームに仕上げたF45Uのモデリングです。
前者はアトラス製品を後期型から前期型へコンバートしたもので、実は私もやっておりまして、ホームページの「スペシャル・エディション」にアップしているのですけれど、判ってくれる方がおられるかと心配していたところでした。
後者は、アサーンF45の上回りと、カトーSD45の下回りを組み合わせるという、好きな方はどなたも一度は考えたことのあるモデリングです。アメリカン・モデル・ビルダーズ社の窓ガラスを使ったと書いてありますが、HP上の写真をご覧になって、曲がっている手すりを含め、もう少し上手く加工出来ないものかと思われた方が多いことでしょう。
後は、バックマンN、2-8-0のテスト・リポート、来月号予告でBNSF色のSD40-2B辺りが気になったところです。
■前号のアンケートは、アメリカの雑誌を何種類、入手されましたかというもので、23名の方に回答をいただきました。雑誌は貴重な情報源として、やはり多くの方が試行錯誤を繰り返してたくさん買い込んでおられる様です。
1~3種類 5人 (22%) *****
4~9種類 15人 (65%) ***************
10種類以上 3人 (13%) ***
ところで前号のリストは、あちこちの表を切り貼りしてデッチ上げたもので、発行後に思い立って調べてみると種々、アラが出てきました。
まず、雑誌名の“コレクション”などというものが見つかりました。それはNMRAのサイトの中で、単に名前が並んでいるだけですが、数えると206誌もあり、業界向け、例えば百年前と思われるBrill's Magazineなどを含んでいます。この一覧は「Kalmbach Library」という中で「Library Collections」→「Periodical Titles」と進むと現れます。
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