« 2005年2月 | トップページ | 2005年4月 »

2005/03/08

童話に出てきた蒸気機関車

back issue.Vil.148 Jan. 31, 2005

Douwa4
 前号で取り上げた映画のポーラー・エクスプレスは、同名の絵本を基にしているという話でしたが、実は、私自身にも幼かった頃に読んだ童話の思い出があります。それは小学校に上がったばかりの私に母方の祖母が買い与えてくれたものです。
 先日思い立って実家の物置を探してみるとちゃんと残っていました。

続きを読む "童話に出てきた蒸気機関車"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/07

ポーラー・エクスプレス

back issue Vol.147 Nov. 11, 2004

Poler_express
 この年末に公開されるクリスマス映画、The Polar Expressの新聞全頁広告をみて、トム・ハンクス(のアニメキャラ!)よりも“主役”となる蒸気機関車に興味を惹かれたのは私だけではないでしょう。

 ただ、全編がCGアニメーションということで、機関車自体はカウキャッチャーが付いてアメリカ型に見えるけれど「ちょっとウソ臭い」と思っていたところ、どうして、どうして、Pere Marquette鉄道のバークシャーという、実際に存在する機関車を参考にしたということが判り、興味が出てきました。それで検索サイトを使って種々、調べてみましたので、その結果を披露しておきましょう。【画像はクリックで拡大します】

続きを読む "ポーラー・エクスプレス"

| | コメント (0)

2005/03/06

車輪直径はどこで測るのか?

back issue Vol.146 2004/7/28 How to measure diameter of rollingstock wheels

Tihoutetudou BBS掲示板で「車輪の直径はどこで測るのだろうか?」という御質問が出ましたので、私の知っていることをお話ししておこうと思いたちました。「また蘊蓄が始まったか」と眉を顰める向きもあろうかとは存じますが、まあ、老人の戯言と、しばらくお付き合い下さい。【画像はクリックで拡大】

(画像を追加。2013-04-08)

続きを読む "車輪直径はどこで測るのか?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/05

プラスチック車輪の功罪

back issue Vol.145 May 12, 2004

 当メールマガジンのBBS掲示板で今、話題になっていることの一つに車輪とレール間の電気的接触改善剤があります。Tad氏によれば、サウンドつきDCC車両を走らせると全軸集電していても集電不良でデコーダの設定が飛んだりすることがあり、独自で低揮発性リグロインを研究されているという話です。【掲示板の過去ログはここです】

 ただその中で、車輪の材質をプラスチックとしていることがレールを汚す原因の一つという部分には、私は大変にショックを受けました。日本型に比べてアメリカ型モデルの場合は古くからプラスチックが多用されていて、その象徴的なパーツが車輪だという認識だったからです。

続きを読む "プラスチック車輪の功罪"

| | コメント (0)

2005/03/04

ヤードポンド法の複雑怪奇を解く

For understanding of the Imperial system,
back issue Vol.144 Feb. 4, 2004

 アメリカ型はアメリカのことを扱うということで、ヤードやインチ、ポンドなどの物理単位をよく目にします。
 しかし、1マイル=8ハロン=80チェーン=1,760ヤード=5,280フィート=63,360インチ、などをそらんじる方はおられるのでしょうか。残念なことに、生まれたときから10進数のメートル法に浸かり切ってきた身にはチンプンカンプンで、今までこういった数字は読み飛ばすのが常でした。特に単位以下を分数とする計算は、英米の小学生が皆こなせるのだろうかと疑問になります。

 そこで先週辺りから思い立って、調べ始めていました。

続きを読む "ヤードポンド法の複雑怪奇を解く"

| | コメント (0)

2005/03/03

無責任きわまる書名だけの新刊紹介

back issue Vol.143 Oct. 26. 2003

 1週間ほど前に送られてきたアメリカのKaren's Booksという通販書店のリストで、"New Book"となっているものの中から、読者の皆さんの興味を引きそうなものを単なる宛推量で抽出してみました。

続きを読む "無責任きわまる書名だけの新刊紹介"

| | コメント (0)

2005/03/02

レイモンド・ローウィとGG-1

back issue Vol.142 Sept.22, 2003

 しばらく前に本誌読者の間で話題となったブロードウェイ・リミテッド・インポーツ社のGG-1が、とれいん誌10月号の製品紹介ページに掲載されていました。カラー1頁を割いて、サウンドを中心に懇切丁寧に解説されていますから、アメリカ型に興味のなかったファンにも大いにアピールすることだと思います。

 ところで、この実物を解説する文章の中で「レイモンド・ローウィが関与したのは5ストライプの塗装だけ」の様な書き方がなされているのは、私の認識と異なっています。

【写真は、2両ともサンセット・モデルズ製品です。リベット構造などのウンチクを掲示板で披露しています。2013-09-14】

続きを読む "レイモンド・ローウィとGG-1"

| | コメント (0)

2005/03/01

塗装剥離はオートバックス

Vol.141 July 25, 2003

 先週から「アメリカ型鉄道模型大辞典」に語句を追加するという作業を始めていましたら、自動車のブレーキ液でブラス・モデルの塗装剥離が行う手法をTad氏が登録してくださっているのを発見しました。「ブレーキ・フルード・ストリッピング」という項目です。

続きを読む "塗装剥離はオートバックス"

| | コメント (0)

« 2005年2月 | トップページ | 2005年4月 »