レールウェイ・クラシックスのカブース

back issue Vol.159 Oct. 22, 2005, re-edited on Nov. 26, 2010

　久しぶりにブラスのカブースを購入しました。レールウェイ・クラシックス社の製品です。同社は比較的新しいインポーターで、編成物を得意とし、考証がシッカリしていて高価、という印象があったのですが、今回はカブースという小物ということで、つい手が出てしまいました。【画像はクリックで拡大】

　CB&QのNE10という型式です。プロトタイプは1930年に25両が製造された同鉄道最初の鋼製カブースで当初はミネラル・レッド、1945年頃に一部が近代化改造を受け、1950年代初めにMOW用の明るいオレンジ、さらに一部がシルバーに変わりました。BNに合併した1970年以降に生き残った車はグリーンとなりましたが、様々な改造を受けていて窓の数や枠形状など一定ではありません。

　私が買ったモデルはもちろん、BNナンバーのカスケード・グリーン塗装で、製造当初の姿を色濃く残したオリジナル・バージョンの方です。同社サイトの左フレームに「Cabooses」というページがありますので、ここをクリックしてご覧ください。

＞＞Cascade Green Forever!

　実をいうと、NE10は既にオリエンタル・リミテッド社製品で未塗装のオリジナルと、オレンジのモダナイズドの両方共保有していて、はてさて、これから一体どうしたものかと届いてから思案しております。

　出来映えは、車体のリベット表現がOLの一段に対しRCは2段で立体的、エンドの手すり類がRCのロスト一体に対しOLはハンダ組み立てでシャープと、甲乙付けがたいと思います。

　ちなみにRC製品で感心したのは、モデルを固定するために入れられているスポンジ・フォームに大きな穴が開いていたことです。実際に扱ってみると、スポンジとモデルの出し入れが容易で、詰め込んで潰すという感じが無く、箱物の場合は理に適った方法だと思いました。

　自分がコレクションしているカテゴリーで新製品が次々と出てくるのは嬉しいものの、ストックと被ると大いに悩みます。今回、同時発売のNE10モダナイズドや、ワイド・ビジョンの方には手を出さないこととしました。まあ将来、格安の中古で出てくれば別ですけれど……
　なおOL製のモダナイズドは、松謙氏のレールズ・アメリカーナ1でも、p43の最上段、一番左に紹介されています。

■現在、前号（10月19日発行）での「直近のモデルを買った模型店」をお尋ねするアンケートを実施中ですが、私の予想に反して、「北米など海外」という方が約半分を占めておられます。そこで急遽、同時進行となりますが、アメリカでの購入先を問うアンケートを実施することとしました。煩雑ですが今一度、前回のものが未だの方は2つのアンケート共に投票いただきます様お願い致します。

　ということで、一番最近に海外から買ったアメリカ型モデルの購入先を次の中からお答えください。1年前、あるいは10年前でも構いません。URL部分をクリックしていただくと集計ページにジャンプして、カウントされます。クリックを複数回されても、一番最初だけが有効です。また詳細はコメントボードの方へお願いします。

◆カナダ等、アメリカ以外の海外
◆ガレージ・メーカー直販
◆マスプロ・メーカー直販
◆ブラス・メーカー直販
◆NMRA等のトレイン・ショー
◆eBay等のオークション
◆Grear Train Store等のチェーン店
◆Internet Hobbies等の通販専業店
◆普通の模型店（Cherls Ro，Franciscan等）
◆The Caboose等のブラス専門店
◆Caboose Hobbies（デンバー）
◆TrainWorld（ニューヨーク）
◆Original Whistle Stop（パサディナ）
◆Allied（ロサンゼルス）
◆Walthers（Terminal Hobby Shops）
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0009852C76d6
○コメントボード

締切：2005年10月27日18時00分
協力：クリックアンケート http://clickenquete.com/

　これからは出来るだけ早く同じ記事をブログの方にもアップしようと思っています。理由は、写真があった方がいいというのは当然として、私の誤字脱字、果ては勘違いをいつでも訂正できるというのが本音？……(^^;