« プラキットのバークシャー | トップページ | レールウェイ・クラシックスのカブース »

2005/10/19

主要国運輸事情調査報告書

melma! Back Number Vol.158 2005/10/19, total 257 copies

 以前に掲示板かどこかで言及したことがある表題の報告書をネット上で再発見しましたので、御紹介しておきます。確か、国土交通省の外郭団体の、財団法人運輸政策研究機構、国際問題研究所が編集しているテキストです。

【以前の発言とは、「 Vol.24 現代アメリカ鉄道紹介の日本語サイト発見!」でした】

 もちろん、「主要国」を謳っていますから、アメリカのみならずカナダ、メキシコ、ヨーロッパやアジア、アフリカまで、また鉄道のみならず航空や陸運、海運までカバーした総合的な運輸情報です。一部をかじってみただけでも、インドネシア、シンガポール、オーストラリア、インド 、オランダ、スペイン、ノルウエー、ロシア沿岸地方、ペルー、ブラジル辺りに興味深い記述がありました。

 アメリカでは、1980年から始まった歴史的な鉄道再生の動きが平明に説明されています。アムトラックの経営状況を知る上でも有益です。サンフランシスコやニューヨーク、ワシントンなどの都市交通についての章もあります。

 また逐次更新もされていますので、オンライン・データとして最適ですから、このブログの「お役立ちサイト」に登録しておきます。ただこの報告書、pdfファイル型式でディスプレイ上では読みにくいのが難点です。

 ちなみに私は、ここでメキシコ国鉄が民営化されていることを初めて知りました。
 また、同研究所の短期滞在レポートとして、いくつかの都市の交通事情が写真で紹介されたページもあります。

  

|

« プラキットのバークシャー | トップページ | レールウェイ・クラシックスのカブース »

日本語本やぶにらみ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 主要国運輸事情調査報告書:

« プラキットのバークシャー | トップページ | レールウェイ・クラシックスのカブース »