アメリカ型蒸機が読売新聞に
何事か! と子細に見入ればブツはアメリカ型、SPのキャブフォワードAC-12と、PRRのデュプレックスT-1で、自ずとHOモデルと知れて、正に原寸大。迫力満点の真横写真です。本文を読むと、豊中はイチフジ・モデルのご主人、山本武男氏が登場し、趣味の一例として、DCCサウンド時代に突入した鉄道模型の魅力をアピールされています。山本氏の他は、趣味が高じて玄人となったジャズのプロデューサー、胡蝶蘭の盆栽家、それにウクレレ製作者が並んでいます。
ただ、門外漢をこの趣味に誘うのなら、すなわち、一般ウケを狙う=商売のことを考えるのなら、日本型のプラスチック蒸機を出せばいいのに、ここでアメリカ型とは思い切ったものです。Nゲージのことを一言も触れずに、一般人が判るのかなとも思いますが、あるいは新聞の特集自体が奥深いものを狙っていてソコソコのハイレベルさを維持したいのかも知れません、が……。または単純に、日本型にはサウンドが載っていないからということなのでしょうか。
ところで蒸機は両方ともBLI製品で、AC-12が77,900円、T-1が63,000円というコメントまであります。それとカトーDCCコントローラー19.950円という値段に尻込みせず、この記事を切っ掛けとして、たとえ一人でも我々の世界に入ってきてほしいものですね。本号は手短にこれだけ……
【追記】久しぶりに寄ってきました。店内の様子をたくさん撮ってきましたので、魑魅魍魎振りを是非ご覧下さい。2011-07-30
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