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2006/11/18

アサーン・コレクターのバイブル

melma! Back Number 2006/11/18 Vol.211 total 315

Img004  今回「アサーン製品を何台保有していますか?」というアンケートを実施したこところ、なんと100両を超えるという御仁が8人も出てきて、本当に驚いています。私はせいぜい50両、組み立てていないものが30両ぐらいかと思います。もっとも2000年以降、ジェネシスとかRTRと呼ばれるようになってからは、たった2台という有様で、どちらかといえば、1999年以前に発売され始めたトイ・ライクな製品群に愛着ヒトシオといった塩梅です。
 
 そんなモデラーは多分、私だけではないはずです。そこで、格好の手引き書をご紹介しましょう。その名もStandard Guide to Athearn Model Trainsという1998年に出版された本です。それまでに何度かAthearn Collector's Bibleという題名で発行されたものの最新版とのことで、対象モデルはHOのプラスチック製品に限定されています。

Img005  内容は、各モデルで発売されたロードネーム、車番、その初年、希少性、品番などを徹底的に調査して作り上げたリストです。いうなればブラス・モデルのBrown Bookです。
 例えば、EMDのディーゼル・スィッチャーSW-1500でバーリントン・ノーザン鉄道BNスキームは、車番307が1990年12月、318が93年6月にそれぞれ動力の有り無しで発売され、307の方はOP1、すなわち絶版だけれど見付け易いことが判ります。それにしても、製品寿命の長いのには、驚かされます。1960年代や70年代はざらで、中には50年代というシロモノもあります。
Img002  
 写真は、それぞれ代表的なスキームが1枚か2枚掲載されているだけですが、中ほどにカラーで16ページに渡って、めぼしい製品や、エラー物の解説があります。スペル間違いや番号違いを探し出して喜んでいる連中がいるようです。B&Oの「OHIO」が「OIHO」、チェシー・スキームのカブースではエンドの車番が「B&O」でサイドが「C&O」などというものが出ています。皆さんも手持ちの製品を確かめてみる価値があります。

 ちなみに、私が昔、購入したGP38-2のBNスキームは、ショート・ノーズの斜めの白帯の向きが逆だったのですが、これについては載っていませんでした。残念?ながら、ここだけ塗装を修正してしまったので、存在した証拠はありません。【その後、eBayオークションに、このモデルが出品されたことを掲示板で話題とさせていただきました】

 私が理解し難い部分は、箱パッケージの変遷、レア物に対する記述です。中身を弄らないでそのまま保存しているミント・イン・ボックスへの固執といい、こういうコレクターが存在しても不思議ではないのですけれど……

 ところで、私がこの本を買った一番の動機は、それぞれのモデルのプロトタイプとされた実物について何か書かれていれば、という期待でした。例えば、GP38-2だったら「フェーズはいくつか」とか、40'スチール・ボックスカーは「本当にAARタイプなのだろうか」とか、そういうことが判ればという思いだったのですが、それは完全に裏切られています。

 この本、出版社では絶版で、古書市場では相当な高値がつけられています。日本で必要とされる方は一握りだとは思いますが、こういうものもあるということで、ご紹介しました。発行直後に入手してパソコン通信のニフティで発言しましたが、そのときは読者からは全く反応がありませんでした。
  友人によれば、この本のスタイルは、同じ出版社から出ているトイ・トレイン物と、ほとんど一緒とのことでした。また巻末広告に出ていますが、ブラウン・ブックも同じ会社です。

 ところで当方、新たにスキャナーを購入しました。エプソンのGTーF700という機種です。10年ほど前に入手し近年全く使わなくなった、フラット・タイプと35mmフィルム用は、合計で20数万円だった記憶がありますが、今回は2つの機能を合わせ持っていて2万円強、解像度は2倍の4800dpi、本当に愕然としました。今後はブログでまともな画像をお見せできるようになると思います。

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