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2008/03/30

カリフォルニア州鉄道博物館(4)

 一般的なアメリカ型ファンが念頭にある車両は前回の1944年製AC-12か、1950年製F7Aまでで、1920年代のハリマン・タイプに食指が動くなどという方は、ちょっとアブノーマルだと思います。しかし、博物館自体の本来の目的は、鉄道ファンのためというよりも、市民に歴史を知ってほしいというところにあって、機関車でも客車でも古典車両が主体となっています。ですから、この辺りにご興味がおありだと宝の山です。【画像はクリックで拡大します】

Gov_stanford2 Central Pacific No.1, Gov. Stanford, 4-4-0 Norris 1862

 UPと共に最初の大陸横断鉄道となったセントラル・パシフィック鉄道の1号機で、元カリフォルニア州知事で初代社長を務めたレランド・スタンフォードの名を冠した機関車です。"Governor"は知事の意です。後にサザン・パシフィック鉄道の1174となりました。スタンフォードが創設したスタンフォード大学に寄贈され、現在も所有者は同大学となっています。F'Trackさんのブログ博物館の説明文

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2008/03/27

写真コンテストに清き一票を!

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 昨今、やはり世の中では鉄道趣味が大きなブームになっている様で、アット・ニフティではインターネット上で鉄道フォトコンテストだそうです。会員以外でも応募、投票できるとのことで、皆さんも一度如何でしょうか。

 応募するカテゴリーとしては、画の中に必ず人物を入れる「一般部門」と、各地を走る「車両部門」があって、やはり前者が一般人で、後者がファンという区分けになるのだと思います。
 順番に見ていくと、ほとんどはJRや私鉄ですが、中にはいつ頃の撮影か戸惑ってしまう気動車急行安芸とか、現在の梅小路蒸気機関車館や、東武スぺーシアのNゲージ・モデルなんて応募もあります。外国物は、欧州と豪州でしょうか。しかし我々が関心のある米国物は見あたりません。3月26日現在でノミネートされている822点の中に、ただの一つもないのです。
 すなわち、「じゃあ私が」ってぇことで、今回の訪米で撮影した中から2点を応募することとしました。

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2008/03/24

カリフォルニア州鉄道博物館(3)

 前回書きました様にF'Trackさんは博物館の様子を膨大な写真で伝えられています。もちろん私が大いに興奮したことはいうまでもありません。
 ただし、順番に拝読していく分には良いのですが、あとから参照したいときにちょっと不便を感じたものですから、自分用として対照表を作ってしまいました。ここでは不遜にも、それを提供したいと存じます。F'Trackさんは別にスライドショーを作られましたが、やはり写真と同時に説明文を読みたいし、また訪問者との掛け合いが絶妙ですから、ブログの方が参考になると思います。こちらの写真は私の撮影です。【画像はクリックで拡大します】

ターンテーブルの辺りは「入り口」です。

土産物ショップの様子は第1回「館内その1」以下で紹介されています。

Ca886 Southern Pacific 4294, AC-12 4-8-8-2, Baldwin 1944

キャブフォワードAC-12のラスト・ナンバー機で、唯一の生き残りです。F'TRackさんの第2回が外部ディテールで、第3回がキャブ内と説明パネル内容となっています。ウィキペディアの解説もご参照ください。図面は、MRの蒸機サイクロペディアでp257です。博物館の説明文

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2008/03/23

カリフォルニア州鉄道博物館(2)

Ca876
 California State Railroad Museumは上の写真が玄関です。壁面やバナーにCPハンティントンのシルエットをシンボル・マークとして掲げているのがお判りいただけると思います。【画像はクリックで拡大します】

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2008/03/21

カリフォルニア州鉄道博物館(1)

A visit for California State Railroad Museum, part 1

All Photos on Feb. 17, 2008
Cp891

Museum_logo このときの訪米の最大の目的は、サクラメントにあるこの博物館を見物すること。中でも、CPハンティントンというシングル・ドライバーの蒸気機関車4-2-4Tをこの目で確認したいという一点でした。
 モデルでプラスチックブラス製品の2両を持っているほどに惚れ込んでいるものの、それらは既に一応の完成を見ていますので、参考写真を撮影したいというわけではありません。【写真はクリックで拡大します】

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2008/03/20

ソルトレークのライトレール(1)

UTA TRAX, Light Rail Transit in Salt Lake City, UT, part 1

UTA TRAX Delta Center no.1

UTA TRAX Delta Center no.2
【写真はクリックで拡大します】All Photos on Feb. 15, 2008

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2008/03/19

最新鋭のディーゼル機MP36

Img761b
Railroad Model Craftsman Magazine, March/2008

 RMC誌では以前もあったことなので今回、3月号と4月号とが同時に配達されたことは「またかっ」程度の思いでしたが、3月号の方に掲載されていたモーティブパワー製、新型ディーゼル機関車の図面には驚きました。アメリカで見てきたばかりの車両だったからです。【図と写真はクリックで拡大します All Photos on Feb.15,2008】

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2008/03/16

流線形シンドローム

Sindroam_2  今日3月16日、読売新聞朝刊の書籍紹介頁にあった新刊は原克(はら かつみ)著「流線形シンドローム――速度と身体の大衆文化誌」。
 ということで早速、出版元である紀伊國屋書店のサイトへ飛んでみると……

 自動車、機関車から、建築、警察、ゴルフクラブ、ミルクボトル、流行歌、デートコース、女性の身体にいたるまで…すべての道は流線形に通ず!?1930年代、アメリカ・日本・ナチスドイツ――かっこよくも危ういイメージの系譜をたどる。

第1部 流線形メイド・イン・USA(プレ流線形時代;1930年代、流線形大衆化時代;流線形シンドローム)

第2部 ドイツと日本の流線形(流線形帝国ナチス;記号の帝国ニッポン) 20世紀前半に一世を風靡したデザイン、流線形。

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2008/03/15

カスケード・グリーンの残影

 フラッグスタッフ駅(Flagstaff, AZ)を東へ進むと前方に、ホワイトとグリーンのゼブラ模様をした機関車が見えてきました。
 BN機です。早速走っていって撮影したのは言うまでもありません。

 4重連の前2両はキャブ側面にFURXとありますから、BNSFではなくてFirst Union Railという会社のリース機ですね。ナンバーの8130と7208がBN時代を踏襲しているとすれば、共に1980年製造の低騒音型ということになります。3両目はBNSF 6853で元ATSF 5124、4両目がグリーンの元BN、BNSF 8039(1979年製)です。4両ともSD40-2です。FURX 8130にはFRAが規定した反射テープが未だ貼り付けられてないのでオリジナルの雰囲気を保っているのは皮肉です。【写真はクリックで拡大します】Feb. 13, 2008
Bn698

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2008/03/14

フラッグスタッフ・デポ

A visit to Amtrak Flagstaff Depot, Arizona

All Photos on Feb. 13, 2008
フラッグスタッフ

 昔のサンタフェ鉄道AT&SF、今のBNSFの本線に寄り添ういにしえのルート66、現在のインターステート40号線を東へ進み、アリゾナ州のキングマンKingmanに宿泊しました。さらに東へ向かい、休憩でフリーウェイをフラッグスタッフFlagstaffという街で降りたのです。そして旧道を行くと、一目で駅舎と判る古い建物が見つかりました。【画像はクリックで拡大します】

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2008/03/12

DDA40XはCB&Q生まれ?

 前回モーニング・サン・ブックス社のBurlington Northern in Colorの第3巻を紹介しましたが、この第2巻にも面白いエピソードがあります。
 ユニオン・パシフィック鉄道の超大型機として有名なDDA40Xが、その新製整備を自社工場ではなくて、CB&QのClyde機関車工場で行ったという話です。
 ただし「Clyde」という場所はあちらのファンには自明なのでしょうが、インターネットを駆使しても私にはよく分かりません。様々な話を総合するとイリノイ州シカゴ近郊のCiceroヤードに隣接しているのではないかと思います。

 1969年8月4日、著者のJim Boyd氏はEMDのフィールド・インストラクターとして6903と6904の最初の走行の乗務を命じられ、CB&QのGP20、901号の次位に連結されて、125両を牽引する第165列車として翌朝、Galesburgに到着したとのことです。
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2008/03/10

幻のコール・タービン機関車

 久しぶりのBN本ということで楽しみにしていたモーニング・サン・ブックス社のBurlington Northern in Colorですが、あっけなくも第3巻で完結してしまいました。第1巻が1970年のBN大合併前まで、第2巻が1971年のアムトラック発足前後まで、という具合でしたから、残り1995年までの24年間を少なくとも3冊ぐらいで語ってくれるものと期待していたのですが、たった1冊で終わってしまったんです。それも1980年に加わったフリスコを含めてですから、カスケード・グリーンのページはそれほど多くありません。

 ただ、中に初めて知る話も載っています。BNには縁のないものとばかり思っていたターボトレインが1971年8月、旧CB&Qのメインラインを走ったんですね。単なるデモンストレーションとのことですが、以前に紹介したアムトラックのタルゴCSXのAC4400CWと同様に私のBNコレクションに加えてもよいかなという気になってきつつあります。

 さらにもう一つ、驚くべきは石炭燃料ガス・タービン機関車の計画です。昨年8月にSDP45のCC台車をA1A-BBとしたBN6599号機を話題としましたが、このBB台車、形式名HTBBは、ガスタービン機を念頭において試作されたということなのです。計画立案はBNではなくてEMDで、次の図は21世紀になるまで公表されなかったとあります。【画像はクリックすると拡大します】
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2008/03/02

カブースのハイブリッド・キット

 先日、「催し物では親交を深めたい」と書きましたが、まあこれが過ぎると思わぬ散財をしてしまうこともあります。一時の血の迷いというやつです。

 Oスケール・ウエストの会場を巡っていると、箱を積み上げてキットを販売しているブースを見付けました。
 木製カブースなどを各鉄道で揃えていて、よくあるレーザーカットによるキットだろうと組立見本を手に取り裏返すとビックリです。なんと台枠鋼材をリベットで組み立てている様子が実感的に再現されているのです。レーザーカットでアクリル板や薄合板を切り抜くというキットと、日本でも盛んなエッチングによってステンレスやブラスを抜き落とすというものは知っているものの、両者を組み合わせた製品というのは初めてで、目から鱗です。【写真は全てクリックすると拡大します】
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