写真コンテストに清き一票を!
昨今、やはり世の中では鉄道趣味が大きなブームになっている様で、アット・ニフティではインターネット上で鉄道フォトコンテストだそうです。会員以外でも応募、投票できるとのことで、皆さんも一度如何でしょうか。
応募するカテゴリーとしては、画の中に必ず人物を入れる「一般部門」と、各地を走る「車両部門」があって、やはり前者が一般人で、後者がファンという区分けになるのだと思います。
順番に見ていくと、ほとんどはJRや私鉄ですが、中にはいつ頃の撮影か戸惑ってしまう気動車急行安芸とか、現在の梅小路蒸気機関車館や、東武スぺーシアのNゲージ・モデルなんて応募もあります。外国物は、欧州と豪州でしょうか。しかし我々が関心のある米国物は見あたりません。3月26日現在でノミネートされている822点の中に、ただの一つもないのです。
すなわち、「じゃあ私が」ってぇことで、今回の訪米で撮影した中から2点を応募することとしました。
1点目はアリゾナ州セリグマン付近のBNSFダブルスタック・コンテナ列車です。旧いルート66に沿って走る元サンタフェ本線ということで、まさにに西部らしい荒野といった風情です。写真は縮小されて分かり難いと思いますが、これで編成全体が納まっています。Google Earthで「Seligman, AZ」と入力して現れる街で、東西2カ所にある旧道と新道の連絡道路のうち、西にあるものの陸橋上から撮影しました。
ウィキペデアを調べると、駅にはかつて旅客に食事を提供したハーベイ・ハウスの建物が残っているとのことで、予め知っていたらと悔やんでいます。【投票には写真をクリック願います】
2点目はユタ州ソルジャー・サミット付近でのユニオン・パシフィック鉄道のディーゼル機です。3重連の回送列車ですが、コンテスト用にインパクトのあるものをと、併走する自動車から撮したアップを応募しています。
日本ではソルジャー・サミットの名を余り聞きませんが、ウィキペデアに拠れば、昔のD&RGW線でワサッチ山脈の中にあるとのことですので、"ワサッチ越え"ということなのでしょうか。長い区間に渡って線路と道路が上になったり下になったりして平行していますから、上手く行けば面白い写真が撮影できそうです。(別項の「ソルジャーサミット攻め」もご一読ください)【投票には写真をクリック願います】
というわけで、どうか、貴方の一票をお願い致します。って、不正行為ではないですよね。
注意書きに「投票は、1枚の写真に対し、お一人あたり1時間につき1回限り行うことができます」ということで、既に恐ろしいことが起きているようですが、こちらはあくまでも公明正大に行きたいと存じます。
応募締切:2008年04月18日(金) 15:00
投票締切:2008年04月24日(木) 11:00
2つの写真からそれぞれの投票ボックスへジャンプしますし、記事トップに掲げるサクラの中を進む湘南色115系からはコンクールのトップ・ページへアクセスすることが出来ます。
【追記1】星野信夫ssw9389さんよりセリグマンに残っているハーベイ・ハウスの建物についてお便りをいただきました。
……その写真はアリゾナ大学特別コレクションに所蔵されています。此のアリゾナ州セリグマンは各地の旧ルート66の保存と観光資源化で地域活性化運動が始まった場所で、此の中心メンバーであるエンジェル・ディルガディロさんが旧サンタフェ駅の修復と復活でアムトラックの停車の誘致を目指しています。……
とのことで、御投票、ありがとうございました m(_ _)m
【追記2】本日届いたペントレックスの新盤DVD案内に「Soldier Summit Assault」とあって、ドキッです。UPが走り、ユタ鉄道とBNSF、さらにアムトラックのカリフォルニア・ゼファー、昔のD&RGW色SD40T-2がUPコール・トレインのヘルパーを務めているというのですから……。2008-05-21
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