琵琶湖の北に謎の動輪
近所の小荒路という集落の中を縫って、誰かいたら尋ねようと思ったのですけれど、残念ながら人影が皆目ありませんでした。
まあ、1mか2mのレールが敷設されていますので、これも「ジパングの鉄道巡り」と言えないこともないかと……(^_^;)
それにしても綺麗にペンキが塗ってあります。迂闊にも直径を測るという機転が利きませんでしたが、見る人が見ればスポークの本数とかで形式が判るのではないかと思います。インターネットを検索すると発見の報告が2007年5月頃と9月25日(リンク切れ)にありますが、正体に迫る情報ではありません。
【追記1】機芸出版社の「蒸気機関車スタイルブック」新版を繰っていくと、8620かC11の第1、第3動輪がよく似ています。直径は、前者が1,600mm、後者が1,520mmということで、メジャーを持って再訪しないとダメなようです (^_^;) 2008-04-15
【追記2】通りかかる用事があったので車輪寸法を測ってきました。ちょっと短い物差ししか持っていなかったので、尺取り虫をやって、直径1,570mmとなりました。8620とC11の中間ですけれど、C11の直径が増えることはあり得ません。ハチロクのそれが摩耗と削成を繰り返して30mmだけ小さくなっている、と考えるのが自然ですね。2008-10-24
【追記3】グーグルマップのストリートビューで確認したら、金網フェンスで囲われていました。田谷地不動尊とある少し北で、本文を訂正しました。背後のフェンスはイノシシ除けでしょうか? 推測としては、ここは市有地で動輪も市の財産。将来、どこかに展示する予定があって、大枚を投じて工事。一旦、動輪を動かし、コンクリートの土台を造った……。あるいは、ここの自治地区のしわざ?
クレーン車を手配しなければならず、ことによると百万円を超えるかもしれない費用を誰が出したのでしょうか。
グーグルが撮影したのが2012年11月で、その少し前、2011年5月の報告ではフェンスがありません。直径の実測値は1,558mm。地元の方が不法投棄と言ったとのことです。まさかね(笑) 2017-05-21
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