カント付踏切には御用心-京阪八幡市駅
Details of the Yawata-shi station on Keihan-Line
先日はカーブでカントがある八幡市駅の踏切をご覧に入れて、通過する自動車は底を打つ可能性があると記しましたが、車が通る様子を動画に撮ってきました。ホームの京都端からです。幸い(あいにく?)、どの車も無事に通過していますが、車高が低くてホイルベースが長く、かつバネの柔らかい乗用車だと危なそうだということがお判りいただけるでしょうか。【画像はクリックで拡大】
これでは“短過ぎる”という方のために、新たに撮影してきました。2分54秒で、バスも通ります。2013-07-09
さて、ついでにこの駅で撮ってきた写真もお目に掛けます。まず、グーグル地図です。西が淀屋橋方、東が三条方で、動画の踏切はこの三条方です。
Googleマップへ
この踏切を見越した木津川鉄橋から2451編成が下りてくる風景です。
淀屋橋行の安全側線は乗越ポイントになっています。この電鉄では珍しい存在です。他の駅では保線機械を留め置くことがある様で、乗越ではなく普通のポイントです。
地図にはこの北側に側線が描かれていますが、今はありません。昔、移動変電車が止まっていた記憶があります。
次は、淀屋橋行ホームから見た石清水八幡宮への男山ケーブル乗り場です。この2001年に出来た新車は知らないのですが、古い話はまたいずれ‥‥‥
【追記1】今日、クダンの踏切を自家用車で通ってみましたが、全く不安感はありませんでした。まあ、車が車ですから‥‥‥。なお、放生川踏切と名前が付いています。2008-08-01
【追記2】元保線屋の友人によれば、丹波橋駅京都方の踏切で昔、ベンツがオイルパンを割ったことがあったとのこと。ここは特急停車でカントが緩和されたそうです。2008-10-20
【追記3】Googleマップの航空写真が更新されて、1900系の姿が消えてしまいました。ただし、2009年9月に撤去された、南側の待避線である4番線は写っていましたので、今のうちにコピーしておきます。 2011-04-24
【追記4】この放生川踏切へつながる曲がり角に、次のような表示が掲げられていました。旧京阪国道の御幸橋(ごこうばし)南詰です。
以前の記憶が無いので、新たに設置されたのでしょう。トラブルがあったか、あるいは、待避線である4番線の撤去と同時に淀屋橋方面行線路のカントが増えたのかもしれません。
問題は、「低床車」という呼び方が運転者に理解されるか、でしょうか。なお中腹の建物は、神應寺というはずです。2013-06-06 5年後の夜の様子はここ。
京阪電鉄 京阪電車 Keihan Electric Railway
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コメント
こんにちは。Google地図の八幡市駅は淀屋橋寄りの側線が残っているんですね。ひょっとして八幡町時代のデータかと思わせるものがあります。
移動変電車はここが定位置のように止められていました。あれは機械扱いで車両番号はなかったのでしょうか。模型化対象として面白いと思いますが、図面や写真が少ないですね。
投稿: ヤマ | 2008/06/21 23:44