京阪初代700形の勇姿
ヤマさんがブログで連載されている、京阪の初代700形を1/87で模型化するプロジェクトは、昔だったら興味津々、ツブサに読ませていただいたのでしょうが、今は失礼ながら「物好きな方もおられるものだ」ぐらいにしか感じられない(^_-)のが寂しいところです。
で、改めて思い出せば、参考になりそうな古いプリントを何枚か持っていたはずと家捜しして、やっと出てきました。ちょっと遅いかも知れませんが、スキャンしてご覧に入れましょう。なお、この電車については、ウィキペディアの解説が多分正確だと思います。
京阪電車は守口車庫の線路が東西に向いていましたから、どうしても撮影のサイドが南側、すなわち山側=空気装置側に偏ってしまい、北側=川側=電気装置側を写したものがありません。それから奇数車を京都寄、偶数車を大阪寄にする慣習で、非貫通運転台の向きがそうなっていて、外観写真は左が大阪、右が京都です。
車内については、これらが本当に700形のものなのか、私には判らないし、確認しようという気もありませんが、プリントの裏にそう書いてあります。
ここまでの写真はクロスシートの戦前だと思います。
次のものには「昭和30年代の守口車庫」という裏書きです。この中に700形がいるかも知れないので屋根上のディテール参考用に、判る方には判るだろうとお見せしておきます。
10月19日は中之島新線の開通ということで、とれいん誌が11月号で特集を組んでくれましたから、当TransPacificも協賛ですね。
写真は全てクリックで拡大します。もし、一部切れる場合は、拡大した画像を保存していただけば、全画面を見ることが出来る様になります。「京阪インタアーバン時代への憧れ」も併せてお読みください。京阪700型
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コメント
こんにちは、物好きな山内です。資料公開ありがとうございます。
標準軌私鉄電車、できれば京阪の1/87模型を作ってみたいと思い、とりあえず手許のパーツで作れるもので探したら初代700形になった次第です。600形の方が片運で作りやすそうですが、台車が適当な物がないので700にしました。
幕板ロゴが付いていた期間はデビュー当時の頃くらいでしょうか。テールライトの位置も変化している写真があり、時代考証をやりだすとキリがないので、自分で作れる範囲で適当にやります。電気側床下の写真は別の知り合いから提供していただいたものや、自分の撮影した500・600(更新後ですが)のを参考にします。
またお世話になることがあると思いますが、よろしくお願い申し上げます。
投稿: ヤマ | 2008/10/26 10:35