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2008/10/30

京阪500形更新車の自作モデル

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 古いもので恐縮ですが、京阪関連ということで1975、6年頃に自作した500形更新車をご覧にいれます。最晩年の姿ですが実物の編成を無視したMc1-Mc2で、前期形と後期形というちぐはぐさです。まあ、両者の窓割りの違いと窓隅Rの有無を楽しもうということです。

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2008/10/29

京阪インタアーバン時代への憧れ

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 RMモデルズで人気沸騰の、片野正巳さんがイラストで綴る「吊掛讃歌」は、この12月号に4頁、京阪電車が登場です。
 1910年(明治43年)に開通したときには路面電車スタイルだった1形を、7年ほど経って高床式に改造した100形や、1923年(大正13年)に連結運転を開始した300形(旧1000)などといった面々です。
 この1920年代、以後は、1926年(昭和1年)の500形(旧1500)から、1927年の600形(旧1550)、1928年の700形(旧1580)と、リベット付の鋼製車が続き、さらに1928年には貴賓車16号も登場という賑やかさでした。
 京阪という会社にとってこの頃は、野江・守口間の複々線や新京阪線を着工し、和歌山へ電力事業を拡張したりと、1929年10月24日に勃発する世界大恐慌まで、束の間の"我が世の春"だったと言えます。

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2008/10/26

近江国は木之本の街並み散策

Strolling along the Kinomoto town in Shiga-ken

Kinomoto  木之本というと昔、北陸本線の柳ヶ瀬越えで知られた「木ノ本」と、文字一つが異なる駅名の方が、我々は馴染みがあります。いつもは国道8号線を素通りしてしまうので、先日ちょっと時間があったのを口実に、駅の方に行ってみました。右のGoogle地図では、南から来た天下の8号線が木之本という交差点で直角に左折します。これを反対に右折すると市街地です。
 踏切を渡ると左側に駅舎が見えます。ただ、近付いても写真を撮りたい雰囲気がありません。それで、踏切の道に取って返して東へ進むと、路面が石畳となっていて、こちらは何かありそうな気配です。【画像はクリックで拡大】

 

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2008/10/25

井上順二氏の1/24、EF62は台車が凄い

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 関西合運2008で私が目を丸くした作品の一つに、表題の45mmゲージ電気機関車があります。JAM大阪大会でもお見せいただきましたが、とうとう全体が形になってきました。

 車体は実物通りに骨組みから作られています。屋根が張られはじめたところで、モニタールーフや側面通風口は取り外し式になるようです。なお、骨の繋ぎ目はハンダ付(ロー付?)にピンを併用しているとのことです。

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2008/10/24

京阪初代700形の勇姿

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Img891  ヤマさんがブログで連載されている、京阪の初代700形を1/87で模型化するプロジェクトは、昔だったら興味津々、ツブサに読ませていただいたのでしょうが、今は失礼ながら「物好きな方もおられるものだ」ぐらいにしか感じられない(^_-)のが寂しいところです。

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2008/10/23

Oゲージのメルヘン鉄道はイッツ・ミラクル

A O gauge 3-rail system controled with a timer constructed by Hideo Kuraishi

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Fimg_3240  関西合運は、活発に活動されているクラブの集りですから総じてレベルが高く、またその場におられる作者にジカにお話を伺えるので、自分の趣味性向と異なっていても、大変に楽しい場と言えます。
 今年はそんな中で、倉石榮夫(ひでお)さんの3線式Oゲージに大感激でした。完全なフリーランスの車両はプロポーションもカラーリングも抜群で、レールまで全て自作というのですから恐れ入ります。【写真はクリックで拡大します】

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2008/10/22

洋雑誌の整理はダイソーで

Magazine storage boxes bought at one-dollar-stores Daiso

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 先日、taknomさんが御自身のブログで紹介された「雑誌をスキャナーで読み取ってPDFファイル化する方法」は、究極の書物整理術だと思います。
 紙に拘らず、中身の情報だけが必要ならば、まさに理に適っています。近頃のハードディスクは、ちょっと厚めの文庫本ほどの大きさでも350ギガというのですから、MR誌が100年分以上も収まってしまう勘定です。【写真はクリックで拡大します】

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2008/10/19

関西合運2008はメチャ楽しかった

Zenkei
 この10月18、19日と大阪府交野市の私市で開かれた第17回、2008鉄道模型大集合 in Osakaに行ってきました。昔からの馴染みの方々と旧交を温め合えて楽しい一刻で、特に当ブログでお世話になっているdda40xさん、northerns484さん、ヤマさんといった皆さんとも久しぶりにお会いできました。
 そんな会場で興味を惹いたモデルを少し御紹介しましょう。

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2008/10/07

エアースライド・ホッパー(3)エトセトラ

Airslide covered hopper cars and et cetera

 イナ@ペンさんが撮影された屋根の膨らんだエアースライドについて、トレインオーダーズ・コムに質問をしてみたのですけれど、空気の入れ過ぎか、ベーキング・ソーダなどを積んで発泡したか、などとどれも類推ばかりで、残念ながら実情をご存じの方が現れませんでした。
 まとまった数の貨車がどれも同じように変形していて、また対象が1970年以降製造の側板のリブが強化されたバージョンですから、間違えて空気を入れ過ぎたなどというミスではなくて、判っていて過剰に圧力を掛けたとしか私には考えられません。

 となると、二つの方式を思い付きます。
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2008/10/03

エアースライド・ホッパー(2)エンジニアリング

Airslide covered hopper cars and their mechanism

Omiend
 ところで、前回紹介した貨車の売り物である「エアースライド」機構ですが、たぶん、原理的には粉体流動を応用した技術なのでしょうが、実はこの構造がもう一つよく判りません。
 ハッキリしていることは、この貨車のメーカーであるGeneral American Transport Corporation、略称GATC(あるいはGATX)が特許を持っていて、日本でも電機品メーカーの東洋電機(あるいは東洋工機)が技術提携をしてこの方式の貨車を多く造った、という程度です。日本の貨車については吉岡心平さんのサイトをご覧ください。また船にも種々あるようです。

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2008/10/02

エアースライド・ホッパー(1)コレクション

Airslide covered hopper car collection

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 イナ@ペンさんが紹介されたカバード・ホッパーに私が驚いた理由は、屋根の異様な盛り上がりもさることながら、それがBNでは1980年代に廃車されてしまったはずのエアースライドだったからです。まさかこのシングル・ベイ車が2008年にもなって現役とは思ってもみませんでした。
 というわけでちょっと強引ですが、これを機会に私のエアースライド・コレクションをご覧に入れましょう。いずれもHOゲージで、8年ほど前に仕上げたものです。 一部は塗装済みキットから、他は自前で塗装とレタリングを施しています。2600cu.ft.の40ft車がシングル・ベイ、4180cu.ft.の50ft車がダブル・ベイという呼び方です。

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