« しなの鉄道の2009年正月 | トップページ | アサーン55'ACFカバードホッパー(2) »

2009/01/04

アサーン55'ACFカバードホッパー(1)

 先日、dda40x氏のGiants of the Westに登場したWeaver社のACFカバードホッパーは、モデルとしてのプロポーションの良さ、特に腰の低さのスケール感に惚れ惚れとさせられます。メーカーが実車や図面をよく見ているのだと思います。

 ところで、記事最後のところの「4ベイを3ベイ化するキットを売り出した会社があった」というフレーズに触発されて、HOアサーンの改造を思い付きました。
 もちろん今では優秀な3ベイが潤沢に出ていますから、わざわざ買い込んでまで行う意味はありませんが、昔は不思議なことにセンターフローといえば4ベイしか市販されていなかったのです。たくさんの貨車を見てくると、4ベイは化学メーカーのプラスチックペレット用というイメージで、やはり鉄道所有車は穀物grain用の3ベイとしたいという思いが強くなります。
 まあ、愛着のある古いモデルに再び命を吹き込もうということです。
Roogview
 上の写真の手前3両がアサーン社製で、4両目が3ベイのアキュレール社4600cuft、一番向こうの5両目が同じく3ベイのアトラス社4650cuftです。これを見ると、若干の差はあるものの上回りはそのままで、下回りだけ取り替えても可笑しくないことがお判りいただけると思います。
 またついでに屋根上投入ハッチをトラフ(連続)型に取り替えました。それが3両目で、アキュレールの分売パーツです。アサーンのキットは手前2両の様に丸形と楕円形とから選べます。
 なお一番手前のオリジナルのままは、Bev-Bel社のスペシャルスキームです。【写真はクリックで拡大します】

Tools さて、私が考えた方法は、左のパーツ構成と下のサイドビューをご覧ください。すなわち、4つのベイの内寄2つを切り出し、1つを中央に付け直すということで、必要な材料は、基本的には2mm厚のプラ板だけです。簡単な工作で、半日で2両が仕上がりました。
Sideview
 写真の一番下がオリジナルで、ベージュ色は補重のための建物用コーキング材です。今回の2両は補重をキャラメル形のタックシール付鉛チップ(1個7g×4)としました。
 製品は、ベイ部分を乗り越す鉄板(軟鋼板)に前後2つずつの孔が開いていて、プラスチック製床板のボスに填め込む構造です。このボスを削除して同じところにネジ孔を開け、2mmのビスで止める様にします。また、このままでは鉄板が新設のプラ板につかえるので、固定部をプラ板で嵩上げます。

Undercf  あとは車輪を9.5mmから10.5mmに、カプラーはケーディーの#27に交換して出来上がりです。追加した床板裏面はプラ板の白のままです。加えて、取下し口を空圧式から重力式に変更すれば完全にグレイン用となりますが、今回は手を抜きました。
Bn_large_logocf
Bn_small_logocf

Louvers 古い製品を弄る嗜好は、イナ@ペンさんの「なんちゃってSD40-2……」に影響されたのかも知れません。
 で、氏が多用している"アルミホイル・コピー"を地で行くパーツを、ストックボックスの底に見つけました。カリーCary、すなわちBowser社の品番LV-424、EMD Louvers(プライスリストの半分辺り)です。F7、GP7など用で、切り出して貼り付けます。知らぬ間に変なものを買い込んでいるものです。

アキュレール製の4600cu.ft.(立方フィート)と、アトラスやインターマウンテン製の4650cu.ft.とで、容積が少ない4600の方が長い理由は、背が低いことです。前者の高さ4,483mm、長さ16,891mmに対して、後者は4,724mmと15,831mmですから、241mm低い代わりに1,060mmも長くなっています。HOスケールでは2.7mm低くて12mm長いわけです。
 4600がプレートB、4650がプレートC対応で、車両定規が異なります。BNは4600を結構保有しましたから、クリアランスの低い線区があったのでしょう。なお実物の数値は、技術者向のCar & Locomotive Cyclopedia 1984年版に拠りました。2008-01-18

|

« しなの鉄道の2009年正月 | トップページ | アサーン55'ACFカバードホッパー(2) »

アサーン・フリーク」カテゴリの記事

コメント

 やっぱり、3-bay化されましたか。実は私もそれを狙っていました。
 もっとも、プラスティック製の車輌ではなく、ブラス製のほうです。ジャンク品を手に入れたので一部損傷があり、ホッパを減らすと修理の手間が省けるという、実に邪(よこしま)な理由からですが。

 いずれお目に掛けます。

投稿: dda40x | 2009/01/04 08:58

この様な改造記事があるかと米国雑誌の記事索引を掛けてみたのですけれど、不思議とありません。本格的に切り詰めたものは数件ありました。意外です。

投稿: ワークスK | 2009/01/04 22:10

こんばんは.

アサーンの模型をいじるのって楽しいですよね.
比較的シンプルな加工で4ベイが3ベイになるなんて良いことを教えていただいたと思っています.
その前に,アサーンのセンターフローが4ベイだったことを気にした記憶がないです(藁

アルミホイルで,そんなパーツが出ていたんですか!!びっくりしました.これじゃ特許は取れないなぁ(ボソ)
冗談はさておき,いかにも手で作りましたみたいな風合いがたまりませんね.
最近そのなんちゃってSD40-2でやったように,ルーバーやらグリルやらを完成品から「拝借」するのに,この方法は良いテクニックだろうと思います.
製品と同じカッチリ感が欲しい方はやっぱり製品を買いましょうという,住み分けもできるのでしてwww

自分の拙い記事をご紹介くださいまして,有難うございました.

投稿: イナ@ペン | 2009/01/08 07:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« しなの鉄道の2009年正月 | トップページ | アサーン55'ACFカバードホッパー(2) »