カブリツキ鉄橋巡り-JR琵琶湖線
まず最初は、京阪石山坂本線の跨線橋です。側線を含めて6線を一気に跨ぐという大規模なスルーガーダーです。JRと京阪を一緒の写真に入れようと地上から何度か試みていますが、上手く重なってくれません。京阪は車体がほとんど隠れてしまいます。Google Maps
次は、石山・瀬田間の瀬田川橋梁です。上り2線は一体のコンクリートです。
ここのGoogle Mapsに、鉄橋の写真と、キャブライドの動画がアップされていて、後者では"しなの"16号に抜かれます。南に並行して走る国道1号線には撮影に都合の良い歩道があります。
瀬田・南草津間の狼川(おおかみがわ)橋梁です。上下2線ずつが一体のスルーガーダーで、それぞれ中央の桁だけ太めです。
余談ですが、Google Mapsは、橋の東北方で線路が消えます。
次は草津駅の下り方にある、橋というよりもトンネルです。この上を、昔の地理の教科書にあった天井川の草津川が流れていました。今は南寄りに移されています。次の写真は東側から撮ったもので、東側2本目の丸いトンネルは線路が撤去されています。ちなみにJRに並行して走る国道1号線もトンネルです。Yahoo航空写真
草津から琵琶湖線は複々線が複線になります。
ここでは左から右へ草津線が乗り越え、京都からの直通列車だけが通ります。次のYahooの航空写真では、ガーダー橋部分が曲線ですから、カブリツキ写真を撮ってみたいものです。
守山・野洲(やす)間にある野洲川橋梁です。真ん中はトラスですが、前後がコンクリート製のビーム橋となっていて、乗車していると急に暗くなって、ちょっとビックリします。すれ違う回送列車のヘッドマークは「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」です。Yahoo地図
篠原(しのはら)駅を出て直ぐに越える日野川橋梁です。野洲から乗り換えた普通列車のガラスが汚れすぎでした。
河原には樹木が生い茂っていますが、橋の左手に道路橋があって、午後なら順光となります。Yahoo地図
近江八幡駅手前の白鳥(しらとり)川橋梁です。構造としてはプレートガーダーだと思うのですが、イカつい外見をしています。桁がボックスで、数多く並んでいるものは横桁とのガゼットでしょうか。左右に防音壁が出来ていて、線路外からの確認が難しそうです。
橋桁はYahooの航空写真にも太くクッキリと写っています。これから割り出すと径間50mにもなり、普通ならトラスとするところだと思います。
近江八幡からは近江鉄道が出ています。ここで2年間、単身赴任をしていたというのに未だ乗車したことがありません。どういう口実をこしらえたものか……。
【追記】車で立ち寄る機会があって、白鳥川橋梁に近付いてみました。ただし、これが限度で、鋼桁にコンクリートが張り付いている様にしか見えません。ならばネットで、と探すと植田基工(株)という会社が平成17年10月に何か工事をしたことだけは出てきました。2010-11-10
■鉄橋関係については記事と資料リンク先のリストもご参照ください。
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