カブリツキ鉄橋巡り-JR六地蔵駅
Steel bridge fanning by semi-cab-ride, part 5: around Rokujizo Station of JR Nara-Line
JR奈良線の六地蔵付近に用事があったので、30分ほど前に到着して、橋の写真を撮ってきました。
最初にお見せするコンクリート橋は 駅の手前、京都方のもの。電車は後追いです。右写真のようにバラストを敷いていますからキャブライドでは全く無味乾燥で、先日の鉄橋巡りでは省いてしまいました。ここでは題名に掲げた「鉄橋」には拘わらないで紹介します。【写真はクリックで拡大します】
なお乗っている電車は、写真のポイントを直進して島式ホームの右側に入ります。ということは、安全側線が意味をなさないことになります。また向こう岸の右手の立て札には、「河川管理境界」とあって、上流側の左が京都府土木事務所、下流の右が国土交通省淀川架線事務所ということのようです。
橋は横から見れば、橋脚が2本で真ん中の桁が太いというなかなかバランスの取れたスタイルです。土手にはタンポポが咲いていました。
この右、すなわち奈良寄の桁の右下に名板が貼ってあり、橋の名前が「山科川橋梁」と知れます。面白いのは設計が天王寺鉄道管理局とあることです。また、内容が全く同じで、書式が微妙に違う2枚を並べてあるのは何故なのでしょうか。
次は前回お見せした駅ホームの奈良方にある道路橋で、橋の床が、一体のコンクリートとなったケッタイな構造です。それで裏側を見たいと思ったのですが、これではよく判りません。
橋台に貼ってある名板に拠れば「山科道架道橋」です。竣工が平成4年で、古い橋を流用したものでは無い模様です。
こういう表示は橋研究には必須なのでしょうね。
これら2つの橋の位置関係はGoogle航空写真をご覧ください。北から京都市地下鉄の東西線が交差し、南には京阪の宇治線が走るという鉄道密度の濃い一帯です。
■鉄橋関係については記事と資料リンク先のリストもご参照ください。
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コメント
家から京阪で大阪方面へ行くときは、地下鉄六地蔵から京阪六地蔵の間を歩きます。しかし、三条京阪へ出て京阪線に乗り換えても時間的にはあまり変わらないようです。
投稿: ヤマ | 2009/04/25 22:16