カブリツキ鉄橋巡り-近江鉄道
Steel bridge fanning by semi-cab-ride, part 7: Ohmi Railway from Omi-Hachiman to Kibukawa station
近江八幡(おうみはちまん)での用件が手短に済みましたので、草津まで、八日市(ようかいち)、貴生川(きぶかわ)経由で近江鉄道とJR草津線を乗り継いで行くこととしました。インターネットの乗換案内に拠れば1,260円で、接続が良ければ1時間36分と、明るい内に帰れそうです。ちなみにJRの新快速では320円の13分です。この路線図でおおよそを判っていただけると思います。赤い矢印の位置については後述します。
次の写真は、JR近江八幡の橋上駅から眺めた近江鉄道のホームです。Yahoo航空写真【写真はクリックで拡大します】
最初に目に入ってきた橋です。住宅地ですから既に防音壁も付いて合成枕木になり、電柱もコンクリートです。川の名は黒橋川です。Yahoo航空写真
武佐(むさ)駅の手前で新幹線をくぐります。その先に見えるのは国道8号線の高架です。Yahoo航空写真
武佐・平田間のカーブ中のデッキガーダーで、橋台がレンガです。地図で確認すると江岸川という名で、淀川水系等を解説するサイトに拠れば、三明川、黒橋川、西の湖、長命寺川を経て琵琶湖に注いでいます。Yahoo航空写真
市辺(いちべ)駅の手前で、川名は不明です。こちらの方が急曲腺で、川と角度が付いています。
八日市までは、こんな小さな橋ばかりです。Yahoo航空写真
上は八日市駅へ南方から進入する風景です。ここで右側の貴生川行に乗り換えます。Yahoo航空写真
左写真は、その貴生川行から眺めたシーサスです。ガードレールが物々しい構造で、6番でしょうか。この先の右折が今来た近江八幡方面で、直進がこれから向かう貴生川方面です。
桜川・朝日大塚間の佐久良川(さくらがわ)橋梁で、前述の淀川水系解説サイトに橋のサイドビューがあります。この川は日野(ひの)川に合流します。Yahoo航空写真
次の日野駅では時間調整で5分ほど止ってくれましたので、電車から降りて撮影しました。Yahoo航空写真
日野駅を出て右にカーブすると、日野川橋梁です。Yahoo航空写真
続いてレンガ積のトンネルがあって、その中は右に急カーブで徐行します。標識に拠ればR400ですけれど、もっとキツい感じがしました。制限速度は20km/hのようです。検索すると清水山隧道という名前で、付近は地盤が緩いらしく新しいコンクリートでガチガチに固められていました。冒頭の赤い矢印はこの位置で、クリスマスシーズンになると……。Yahoo航空写真
水口城南(みなくちじょうなん)・貴生川(きぶかわ)間の野洲(やす)川橋梁です。電車の揺れもあって、ブレました。Yahoo航空写真
佐久良川や日野川を含め、橋桁の様子を下から観察したいと思うものの、近寄る道が無さそうです。若い頃なら、長靴を履いて川下から接近することくらい平気だったのですが……。
貴生川駅手前の旧道を跨ぐカーブ中のトラフ・ガーダーです。この裏側が見たいと歩いて行ってみましたが、残念ながら木板で覆われていました。Yahoo航空写真
右の写真はこのガーダーの直ぐ西方です。腕木式信号機が見えます。腕板が無くなっていますから使われているものではありません。
という按配で貴生川に到着です。黄色い電車が乗ってきた近江鉄道、湘南色の113系は柘植方面行です。ここから草津までは逆光の上にだいぶ暗くなってきました。それに一寸疲れましたから……。Google航空写真
■鉄橋関係については記事と資料リンク先のリストもご参照ください。
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コメント
こんにちは。何だか広域になってきましたね。そのうち、「全国曲線橋梁カタログ」とかできたりして…。
貴生川駅の腕木信号機はまだ建っているんですね。さすがに風化?しつつあるようですが、現役で使用されていたときに写真を撮っていますので、自分のブログに掲載しておきます。
投稿: ヤマ | 2009/04/28 02:16