南海電鉄 天下茶屋1978年
今でこそ「おっ」という姿ですけれど、当時は本当にありふれたものでした。
ここで私が欣喜雀躍した光景は別にあります。それは、本線の西側に並んでいた保線機械で、それが線路脇から丸見えだったことです。
これらの軌道モーターカーは、他社とは少し毛色の異なるスタイルだと思います。羽根のエンブレムが誇らし気です。
もちろん、背後の営業線を通る電車を意識してシャッターを切っています。
この「除草薬散布車」の背後のキハは難波行きの営業列車で、これが折り返してくる時刻を見計らってホームに上がり、冒頭の写真を撮影しました。
次の2葉は、国鉄環状線との接続駅の新今宮だと思います。同じく北の難波駅方向です。グリーンの濃淡は南海本線急行の上下すれ違い、最後は本線特急と泉北高速鉄道からの乗入車です。
南海は一切合切が1994年の関西国際空港への乗り入れを機に変わってしまいました。同じことが今、中之島線を開通させた京阪でも進行中なのですけれど‥‥。
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