福島交通 飯坂線1993年秋
天気は残念ながら雲が厚くて撮影には不適当だったと書いてあります。
先ず、花水坂(はなみずざか)という駅まで歩くと、8時36分の福島行き3連が来ました。
この駅に用意されていた発着時刻表のチラシが、私にとっては大変に便利でした。
なお終点の駅名は当時も「飯坂温泉」のはずですが、電車の方向幕は「福島-飯坂」で、今でも同じ様です。駅のカラーリングは、電車の帯色に合わせたのか、水色に変わっています。
さらに歩いて、ちょっとした川を渡りました。この橋が路線一番の撮影ポイントでしょうか。撮れたのは残念ながら2連ばかりです。
Yahoo地図を探れば、川の名前は"小川"で、摺上川(すりかみがわ)の支流、さらに阿武隈川へ合流という水系です。
橋の写真をネット上に探したら、道路主体ですが近年の状況と思われる1枚が見つかりました。電車沿いの道は「飯坂街道」と呼ばれている様です。私の写真にある歪んだ架線柱が、このサイトに見当たりませんから、立て替えられたのでしょう。「 My Railway ~懐かしの鉄道写真アルバム~ 」というサイトの、元東急5000が走っていた頃の写真には、門型の柱の内、垂直の方がありません。
次の医王寺前は交換駅で、駅員が切符を売っていたので、「何処でJRと合流するのか」と尋ねると「美術館図書館前だ」と言います。「途中下車できるのか」と再び尋ねると「今は車掌が切符を集める時間帯になったからダメ。260円の切符を買って、気に入らなかったら福島まで乗って追加で50円を払え」と教えてくれました。
9時19分発の3連先頭車に乗車し、東北自動車道をアンダークロスする辺りで最速の60kmが出ました。行き違い駅が多く、混み具合もソコソコです。桜水駅に車庫があり、両切妻のダルマさんがいました。これらにシャッターを押していないのが不思議ですが、少し離れていたのかも知れません。
美術館図書館前駅は面白そうになかったので、福島までそのまま乗車しました。
福島駅は阿武隈急行との対面ホームだったものの、列車が来そうになかったので、東京経由でその日の内に京都まで帰っています。
飯坂線は1991年に1,500V化されて車両は全て東急からの7000系に置き換えられ、今もその状態ですから、この1993年の報告はあまり面白いものではありません。まあ、枯れ木も山の賑わいということでご賞味ください。
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