カブリツキ鉄橋巡り-京阪丹波橋の近鉄跨線橋
この写真では、本来のガーダーの上に、騒音の拡散を防ぐためと思われる壁を継ぎ足しているようです。音はあらゆるところから漏れるので素人には信じられないものの、あちこちで採用されているところをみると効果があるのでしょうか。
また右側、すなわち南側には通路が設けられていて、前にお見せしたように線路外からはほとんど鋼桁が直視できない状況です。
巡回する係員の安全を考えたら当然の設備ですが、これらの事態は日本全国で起きつつあるはずで、橋梁観察の方法はカブリツキの比重がますます高まっていることになります。
なお今回、橋の北側を撮影したポイントは、Googleの航空写真でいうと北の三角形をしている小さな公園です。上板橋通の近鉄踏切際から線路に沿って路地があり、誰でも入れます。右の8000系はここから南向きに撮影したものです。
ついでに前回の区間で抜けた京阪が疎水を越える橋梁2つを紹介します。最初は墨染・藤森間で、Google航空写真では下りの2200系7連が通過中です。
次は伏見稲荷・鳥羽街道間です。同じく2径間ですが、こちらは桁が左右にズレていて、ちょっと不安になります。こちらのGoogle航空写真は7200系8連でしょうか。
ところで、疎水の経路については実地踏査されたサイトがありました。
最後はオマケで、伏見稲荷を過ぎた辺りでスレ違った元3000系の8531編成です。定位置でカメラを構えるよりも、カブリツキでは2倍多く電車を捉えられ……って、上り下り合わせれば一緒ですか。
■鉄橋関係については記事と資料リンク先のリストもご参照ください。
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