JRゆめ咲線の安治川口
A Railfanning around Ajigawaguchi station on JR Yumesaki Line
先日、仕事でUSJのあるユニバーサル・シティへ行く途中の安治川口駅で、コンテナ列車を見掛けました。帰りは夕方になってしまったものの下車して1時間ほどウロウロしてみました。
最初に目に入ったのは、線路を忙しく動き回るDE10-1081です。背後の建物に「日本貨物鉄道株式会社」の文字が見えます。梅雨明け前の空で、このときは日が差しました。【写真はクリックで拡大します】
次は、ちょうどヘッドライトを点灯して出発するEF210-8です。ヤードの方から音楽が流れてきて、「何ごとか?」といぶかった途端に動き出しました。17時15分頃です。
次は、コンテナの間から辛うじて撮影できたM250系貨物電車(Mc250-2)です。SAGAWAのヘッドマークを付けています。これは行きの電車の運転台越しです。
次の写真は、一旦駅構内を出て、東の踏切からヤード方向を撮影したものです。M250は遠すぎます。
旅客列車の方は、103系と201系が走っていました。上のヤード全景では、右隅に西九条方面行きミカン色の201系が見えます。
両形式とも見違えるほどに改装されていて、中でもJRゆめ咲線内を往復する何本かの103系はイラストが描かれていて有名です。
ホーム上はちょうど帰宅時間帯となり、昔の工場地帯だった頃と変わらぬ賑わいを見せていました。付近は日本郵便新大阪支店とかマンションなど、新しい施設も出来ています。
グーグル航空写真には、電機2両とDE10、それにM250の編成がきれいに収まっていました。
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【追記】dda40xさんからコメントをいただいたように、確かにEF210-8のパンタグラフ高さは尋常ではありません。
右は小さめのコンテナのフォークリフト荷役ですけれど、大きめのものではコンテナ上部を吊り上げる方式が採用されているため、架線との関係がさらに厳しくなるはずです。
このフォークリフトの後部に「架線下型」とあるのは、フォーク部が絶縁されているとか、上昇リミッターが設けられているということではないでしょうか。
次は同じ日の安治川口EF210-8と、以前に撮影したJR琵琶湖線能登川駅を通過するEF210-18です。パンタの上がり方が明らかに異なります。
M250は"Super Rail Cargo"、略してSRCと通称されています。また駅の北東にある踏切は、戦争直前に大事故を起こした現場で、「島屋町踏切」という名のようです。2009-7-19
【追記2】架線高さのウンチクを少し傾けてみました。「架線は電車線といってその高さは」、それと「アメリカの架線高さは如何に」もご覧ください。2009-08-19
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コメント
2枚目の写真で、電気機関車のパンタグラフが限界まで上がっているように見えます。これはコンテナヤードだからというような気もしますが、実際はどうなのでしょう。
パンタグラフが大きいと立派に見えますね。
>>コメントありがとうございます。全く気が付きませんでした。比較してみようと本文中に以前撮影した本線上の姿を追加してみました。跳ね上がった姿はペンシーの電機を連想します。JRゆめ咲線というより桜島線といった方が良かったでしょうか。 【ワークスK】
投稿: dda40x | 2009/07/17 07:47