富山では夜の街にガタンゴトン
富山地方鉄道の軌道線を見るのは30数年振りでしょうか。そのときにも活躍していた7000形が冷房化されて未だ走っています。懐かしい塗り分けです。
ほとんどは次のインバーター電車8000形でした。唸り音が独特です。
当方の機材はコンパクト・カメラ(Canon PowerShot G9)で、手持ち撮影です。ただ、記録形式をJPGではなく、RAW画像としてみました。撮影条件が悪いので、最初から後処理で補正するつもりです。
帰宅してパソコン画面で確認すると、もちろん暗部を明るめにする必要があるのですが、大きな問題はヘッドライトとか電照看板の強烈な光です。"現像"工程で「白とび軽減」を目一杯に掛け、さらにライテングでハイライトを100%暗くしています。これで字幕の文字が読めます。
一方、電車を照らす照明は、主に街路灯と車のヘッドライトです。そういうものが上手く当たらない場合には左のように車体が暗くなっています。夜の街の写真は、都会の繁華街なればこそ撮影可能ということですね。
なおこの記事の題名に「ガタンゴトン」と謳っていますが、走行音は意外と静かです。カーブも無音で回ります。深夜でも全く安心です。
それと、当然ですが、対象物が動くと駄目です。電車が停留所か信号で止まってくれないと、画像が流れてしまいます。右は新富町に移動して狙った最終電車ですけれど、期待に反して素通りされてしまい、この有様です。
さて、予約していた宿に入って、部屋の窓から外を覗くと、なんと下には停留所が丸見えでした。終電はここで待てば良かったと悔やんでも後の祭りです。
ならば始発電車だとばかりに6時前に起き出したものの、戸外は大雨でした。8時になると、なんとか止んでくれましたが、窓ガラスの水滴が恨めしくも写り込んでいます。
写っている電車は富山駅前折り返しで、渡り線で右方向の南富山駅前へ戻る途中です。先端レール辺りのホームが細くなって、車体偏奇を逃げています。
最後の写真は、建物の上すぼまりの台形をレンズ補正で若干緩和しています。
さあ、これから、元富山港線のライトレールを見に行きます。
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