OJゲージの楽園は昭和の薫り
場所は、大阪府交野市私市(かたのし・きさいち)、グリーンビレッジ交野という公共施設です。ここで9月19-20日に開催された関西合運で、三木隆さんより「同じ場所で2日後にやるが」とお誘いを受けたので、厚かましくも顔を出したのです。
会場の全景は次の写真の通りですが、体育館の床全面にグルッとエンドレスが3本走っているという広大さです。白い線がバレーボールのコートだとすると18×9m、レールはその周囲を回っていますから一周ざっと60mでしょうか。
合運ではここにHOと13mmの超大レイアウトが4組も置かれていたのですから、恐るべしOJです。足回りに余程の自信がないとモデルを持ち込めたものではありません。
鉄橋があったので、早速観察させていただくと、簡略化されているものの、基本構造をキチンと押さえられています。枕木は少し短いかとも思いますが、支える橋桁の幅や、弦のガゼットの掛かり具合には、まさにグーの音も出ません。「浅野川第一橋梁」は、浅野恭一御大によるのでしょうか。
それから、注目はシーサスです。4個のマシンの内、内側の2個は、リンクを4本の線路をくぐらせて向こう側に出し、ベルクランク2個ずつで反対側のポイントを駆動しています。
セクション式の道床付き線路は当然自作で、緩和曲線もあって、僅かですがカントが付けられていました。半径は3,000mmでしょうか。ここを郵便客車7両を牽引するEF30や、D50の石炭列車が軽々と走行する様は、まさにパラダイスですね。
その車両ですが、こちらがOJの真骨頂です。凄いの一言でした。
■このフロアーレイアウトはRMモデルズ2006年10月号で紹介されているようです。その紹介がRMMスタッフ徒然ブログにありました。
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