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2009/09/03

富山ライトレール富山港線

Toyama Light Rail Portram is ex-JR Toyama-Ko (Toyama Port) Line whitch was a electrified railroad.

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 富山駅を横断する長い地下通路をくぐって北側に出ると、そこの空気は明らかに違う。近代的なオフィス街が広がる。富山ライトレール、愛称ポートラムの乗り場は目の前で、線路は2線、目当てのモダンな電車が止まっている。軌道敷には緑の芝生が植えてある。
 背後のJR富山駅はそろそろ北陸新幹線への対応で大きく変貌するのだろうか。【画像はクリックで拡大します】

 夏の終わりの午前中、雨上がりということで少しは、しのぎ易く、線路に沿って歩く。直ぐに牛島町という交差点で右に折れ、インテック本社前という停留所を見る。単線のくせに両側にホームを持つのは、ワンマン運転のためのようだ。牛島新町交差点で鈍角に曲がると、橋がある。線路だけスルーガーダーに載っている。
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 さらに進んで直角に北へ曲がると、交換設備のある奥田中学校前だ。ここから専用軌道となる。反対方向の真っすぐ南には空き地が続くから、これが元の富山港線なのだろう。
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Img_9542c しばらく待って電車に乗る。加速して、路面電車にあるまじき60km/hが出る。ヨーイングが少しきついか。
 車庫の城川原(左写真)は面白そうにないので、終点まで乗り通す。18分ほどでその岩瀬浜に着く。全線均一の200円は安い。
 周囲には何も無い。1本をやり過ごして、次で戻る。

Img_9540c  車内は低床式バスに似ている。座席の配置が不規則で床面から少し高い。連接部は、片方の車体床だけ半円で回転する様だ。「2007 ブルーリボン賞」のプレートが誇らしげに見える。
 運転台の床も少し高くて計器はモダンなレイアウト。正面ガラスも高めで、我々の展望には不便か。マスコンは、右手の片手操作のワンハンドル式で、左手用のツカミ取手がある。Img_9549c

 後部に陣取ってカブリツキ写真を少々。奥田中学校前で降りて、富山駅までまた歩く。
 まだ昼前だ。高岡で途中下車しようか。

 次のYahoo地図は併用軌道区間で、富山駅北・奥田中学校前間は1kmほどだから歩いても知れている。航空写真では未だポートラムが開通していないが、あるいはファンにはこっちの方がうれしいかもしれない。
Toyama3

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コメント

航空写真は富山港線のままですね。関電奥井社宅付近を3連の電車が走ってますが475系でしょうか。
ブルーのクモハ73の音を録音に行ったけど、最近は地鉄もライトレールも高岡も様子がわからなかったので、ワークスKさんの写真が楽しみです。

>>仕事にカコツけての北陸トラム巡りでした。ついこの間、吊掛の音が聞こえなくなったと思ったら、すぐに直流モーターも無くなってVVVF一色になりそうです。路面電車の方が早いかもしれません。【ワークスK】

投稿: ヤマ | 2009/09/05 22:21

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投稿: Visit-Toyama.com運営者 | 2010/03/03 14:00

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