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2009/09/07

近江鉄道桜川駅の情景

Ohmi Railway's Sakuragawa station, the depot conveys the atmosphere of the good old days in now.

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Cimg0759a  9月5日の「編集長敬白」に登場の「近江鉄道桜川駅の謎の廃車体を探る」という記事にはビックリしました。この駅に明治時代の木造車体が残されているという話ですが、6年前に行ったことがあったものの、その存在には全く気が付かなかったからです。

 仕事のついでで通りがかっただけだったので、あたりをパッパッと撮影して、電車が来るのも待たずに次に向かってしまいました。
 そういえば、しばらく前に同ブログで伝えられた川砂利採取用の「近江鉄道五個荘側線」も直ぐ近所だったのですが……。【画像はクリックで拡大します】

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Cimg0763a さて、近江鉄道の駅舎といえば新八日市が有名で、Nゲージでは製品化もされていることをその筋の方でしたらご存じのはずです。
 しかし、こと、レイアウトに置くとなったら、こちらの方があちこちにマッチするスタイルで、懐古趣味の方にはたまらない雰囲気です。昭和の醤油臭が鼻持ちならない向きもおありのことでしょうが、ここではそんな数枚をご覧ください。


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Cimg0844a この倉庫も前述のブログで紹介されています。線路側の壁には定番だったアース製薬のホーロー看板です。我々の世代なら一目で水原弘と由美かおると判ります。

Cimg0739a  こちらはタクシーの駐車場で、これを見て回るのがこのとき本来の目的だったりします(笑) 支柱がレール製で面白いスタイルです。屋根のスレート波板はオリジナルではどういうものだったのでしょうか。Cimg0748a

 駅の周囲も興味を惹くストラクチャーが目白押しです。印刷店の屋根の形は左右とも直角ではありません。床屋、関西でいったら散髪屋も何か曰わくありげです。待合室内の広告といい、昔は繁昌していたのでしょうね。
Cimg0845a Cimg0849a

Sakuragawa2a Yahoo地図の航空写真はコントラストがイマイチだったので、加工がてら、コメントを入れてみました。右下の線路の東側にある白い屋根の南辺りに、例の廃車体があるのだと思います。

 その頃持ち歩いていたカメラは、カシオのQV-R4という2002年に発売された400万画素のコンパクトカメラでした。撮影は2003年5月23日の15時半過ぎです。

 最後は、ホームから八日市方向を眺めています。蒲生野ですね。あかねさす紫野ゆき標野ゆき……。
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近江鉄道」カテゴリの記事

コメント

自分は1999年に五個荘へ行ってますが、ちょっと調べてみたところ原画が残ってないです。
どうも、デジカメで撮影したのかネガはなくて、ファイルもないんです。残っているのはこのページの写真だけです。
以前HDDクラッシュになったので、そのとき一緒に逝ってしまったかも。

>>こういう構内なのですか。八日市から北は乗車したことが無くて……(>_<) 【ワークスK】

投稿: ヤマ | 2009/09/07 23:53

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