JR草津線でキヤ・キクヤに遭遇
用事のあった栗東(りっとう)市役所の最寄り駅は、JR草津線の手原(てはら)になります。0.6kmほどと徒歩圏内です。これに対してJR琵琶湖線(東海道本線)に、その名も栗東という駅がありますが、市役所や郵便局、農協のある中心街からは2.5kmも離れています。
帰路の待ち時間に草津方面行きのホームをうろついていたら、向かいの柘植(つげ)行きホームに電車が入ってきました。 早速、停車位置を想定してカメラを構えます。しかし、ホームの中ほどで止まってしまいました。
「あれっ? いやに短いぞ」
「むっ? 2両編成だ」
「おっ! ステンレスに黄色か」
「げっ! パンタが無い」
というわけで、事業用気動車です。
当方の乗車する電車と交換するようです。それに遮られる前にということで、急いで台車と反対寄の先頭部を撮影しました。跨線橋の窓から屋根上が撮れるとも考えましたが、乗る電車が1本遅れてしまいます。軟弱で、すいません。
ドンヨリとした冬の曇空でしたけれど、デジタルカメラと画像加工ソフトでどこまで修正できるでしょうか。車両は、ウィキペディアに拠れば、キクヤ141-1とキヤ141-1です。
ついでに別のショットもお見せします。
まず、往路の草津駅で撮影した北陸方面行きサンダーバードです。湖西線が強風で不通のために迂回運転をしていた様で、後追いです。新型でしょうか?
次はEF66-132の引く下りコンテナ列車です。走行列車を見切る修行が未だ未だ足りません。
113系4連は、帰りに乗車して、草津で折返待ち中のL6編成です。
次は新快速の車内吊広告で、京阪神から北陸への格安乗車券です。
大阪・富山を自由席特急券で往復して15,960円もするところを、12,500円で、週末の3日間乗り放題だというのですから、鉄道巡りには最適な切符です。ただし、期間が1月15日~3月15日というのでは、空模様が最悪の季節ですね。まあ、オフ・シーズンに観光客を少しでも呼びたいという気持ちは痛いほど判ります。年休が自由に取れて、晴れ男や、晴れ女の方々用です。
JR西日本のサイトを覗くと、これは「北陸冬物語」なるキャンペーンで、首都圏や中京地区からの設定もありました。
この夏、当方が敢行した北陸紀行5編もご覧ください。
・富山では夜の街にガタンゴトン
・富山ライトレール富山港線
・越中高岡万葉線
・福井鉄道大名町交差点黄昏
・高岡から各駅停車で帰ろうか
富山地鉄市内線では先日、環状線が開通し、またNゲージではカトーのポートラムが発売されて、ちょっとした北陸路面電車ブームとなっています。
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コメント
向日町運転所を通過するときに止まっているのをときどき見かけていましたが、撮影できるような状態で出会ったことがありません。サンダーバードの迂回運転とか、いろいろラッキーなショットが撮れたのですね。
雷鳥と日本海のツーショットほどではありませんが(笑) 出歩かないとチャンスには巡り会えないもので……【ワークスK】
投稿: ヤマ | 2010/01/23 21:56
初夏と冬に定期点検を終えた検測車が
試験走行の為、ここを2往復します。
>>コメント多謝。なるほど、年に2回、軌道検測車自体を検査較正して、その結果を確認するために草津線を使っているということですか。結構、オペレーションが大変なんですね【ワークスK】
投稿: たろう | 2015/10/20 13:08