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2010/12/31

ソルトレークのライトレール(2)

UTA TRAX, Light Rail Transit in Salt Lake City, UT, part 2

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 画像ファイルを整理していたら、LRT用のシャルフェンベルク密着連結器の写真が出てきました。写したのを完全に忘れています。【画像はクリックで拡大します Photos Feb. 15, 2008】
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2010/12/26

球頭式連結器は怪しさ100%

What is the Drawbar Anchorage?

 4か月ほど前の2010年9月4日にお伝えした「大阪モノレールの連結器」での話です。"ひかり・こだま"さんのコメント中に「球頭式」という単語が登場しました。
 そうです。これが難物なんです。
 本屋の鉄道書コーナーで、技術解説を謳っているものを片っ端から開いても、言及しているものが無いのです。ネットでも駄目です。
 そこで奥の手とばかりにN氏に頼んで、メーカーの昔のパンフレットをコピーしていただきました。1969年発行の住友金属工業(株)のものです。以下、モノクロ写真と図面は、同パンフレットからの引用です。

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 上の写真の右端が所謂ボールジョイントになっていて、その上面が車体台枠の下面にボルト付けされます。これは半永久型です。
 次の図面は、棒状連結器で、緩衝器が両端に付いています。

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 そしてまた、老人の昔話を聞いてやってください。【画像はクリックで拡大します】

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2010/12/25

LAのトラベルタウン博物館(5)

A brief visit to Travel Town Museum in Griffith Park LA, CA, part 5

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 トラベルタウン博物館のご案内は今回が最後で、ディーゼル機関車や職用車(MOW=Maintenance of Way)などをお見せします。【画像はクリックで拡大します】

 まず、アメリカの標準軌では珍しい2軸のディーゼル・スイッチャーです。言わずと知れたEMC製(EMDの前身)のModel 40(Wikipedia英語版)で、Kalmbach社のMRディーゼル機図面集に出ています。またラウンドハウス/アサーンでHOモデルが発売されていますから、お持ちの方がおられることでしょう。
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2010/12/24

LAのトラベルタウン博物館(4)

A brief visit to Travel Town Museum in Griffith Park, Los Angeles CA, part 4

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 博物館の展示品の中から、今回は客車と貨車で、ナローも合わせて紹介します。

 まず、ユニオン・パシフィック鉄道UPの全部で3両のうち、黄色がハッキリしているヘビーウエイト客車、ダイニングカーUP #3669です。 博物館の解説
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2010/12/22

LAのトラベルタウン博物館(3)

A brief visit to Travel Town Museum in Griffith Park, Los Angeles CA, part 3

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 この博物館は、有り体に言って、日本ではあまり知られていません。
 理由は、有名な車両を所蔵していないからだと思います。アメリカの鉄道の華である急客機や巨大な連接機、さらに流線形ディーゼルなどが皆無なのです。

 ただしそんな中で、我々が注目すべきは、"Big Red Car"=PEの"Blimp"です。博物館のポータル・サイトにも登場しています。【画像はクリックで拡大します】
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2010/12/20

LAのトラベルタウン博物館(2)

A brief visit to Travel Town Museum in Griffith Park, Los Angeles CA, part 2

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 今回は、蒸気機関車を紹介しましょう。いずれも無名のカマばかりで、一部を除いてモデル製品とは縁が無いと思います。
 それとおぼしき博物館HPの解説にリンクを張っておきます。

 先ず、博物館のコレクション中で随一の高速機、サザン・パシフィックのアトランチック(4-4-2)です。車輪の直径が81’(2,057mm)と、威風堂々としています。#3025の機番からするとA3という形式で、A6への近代化改造がなされなかったグループです。博物館の説明をご覧ください。【画像はクリックで拡大します】
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2010/12/18

LAのトラベルタウン博物館(1)

A brief visit to Travel Town Museum in Griffith Park, Los Angeles CA, part 1

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 数日前の記事の中でWPの蒸機とカブースをお見せしましたが、今回はこれらを展示しているトラベル・タウン・ミュージアムを紹介します。場所はロサンゼルスのグリフィス・パーク内で、訪問日は2008年2月12日でした。
 まず最初は、敷地の周囲をグルッと回っている遊覧鉄道、遊園地の乗り物です。【画像はクリックで拡大します】
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2010/12/16

京阪交野線の河内森駅は宵闇の中

Kawachi-Mori Station of Keihan Katano-Line at dusk

 JR学研都市線、片町線沿線での所用に手間を食ってしまい、河内磐船についた頃には辺りが真っ暗です。
 京阪交野(かたの)線の河内森(かわちもり)へ乗換えようと歩いていくと、踏切の警報機が鳴り出しました。運悪く、乗りたい枚方市行き電車が駅に入線するところでしたので、いつもカバンに入れているコンパクト・カメラを取り出しました。
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 枚方市駅行き電車です。シャッター速度は1/20ほどでしょうか。【画像はクリックで拡大します】

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2010/12/12

フェザーリバールートへの憧憬(3)

Longing for the Feather River Route, part 3

 フェザーリバールートをメインラインとしたWP、ウエスタン・パシフィック鉄道は、フェザー、すなわち鳥の羽根をトレードマークとして用いました。なかでも1950年頃の40フィート・ボックスカーは、車体側面いっぱいに朱色で描いていたことで知られています。

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側板下辺左の文字"COMPARTMENTIZER"については追記4をご覧ください。

 モデルで貨車の1両ぐらいは持っておこうと入手したのが、1937年式AARボックスカーです。インターマウンテンのOゲージで、3線式だったものを2線式に改造しました。【画像はクリックで拡大します】

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2010/12/11

フェザーリバールートへの憧憬(2)

Longing for the Feather River Route, part 2

Img803b  探しものをしていてMR誌を引っくり返していたら、特徴的な線路配置の表紙が出てきました。
 おおっ! ケディーワイではないですか!
 しかも、蒸気機関車が走っています。

 MR誌2001年9月号の中身を開けば、Tommy Holtという方のレイアウトと、実物のフェザーリバー・ルートの解説です。【画像はクリックで拡大します】

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2010/12/09

JR湖西線は九州!直結!新幹線一色

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 大津の堅田に用事があって、数ヶ月ぶりに湖西線に乗車しました。
 高急モデルノートで伝えられたグリーン一色の113系を期待したのですが、これは空振りでした。いずれ移行するわけですから、今の内はまあ、セッセと旧色の撮影に励んでおいた方が良いのが理屈です。

 とっ、車内が九州新幹線一色でした。【画像はクリックで拡大します】

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2010/12/07

フェザーリバールートへの憧憬(1)

Longing for the Feather River Route, part 1

Pentrex_2132_633901_2 大陸横断鉄道といえば、真っ先にオマハから西へ延びたユニオンパシフィック鉄道と、サクラメントから東へ向かったセントラル・パシフィック鉄道を連想される方が多いことでしょう。
 特に後者のCPは、シエラネバダ山脈を途轍もない難工事の末に通したドナーパスというルートで、後日、サザン・パシフィック鉄道と名前を変えて、キャブフォワードという蒸気機関車を運用したことでも知られています。

 ですから、これに平行してもう一本、鉄道が走っているなどとは、アメリカの鉄道に興味を持ち始めた頃に聞かされても、俄に信じられる話ではありませんでした。【画像はクリックで拡大します】

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