LAのトラベルタウン博物館(4)
A brief visit to Travel Town Museum in Griffith Park, Los Angeles CA, part 4
博物館の展示品の中から、今回は客車と貨車で、ナローも合わせて紹介します。
まず、ユニオン・パシフィック鉄道UPの全部で3両のうち、黄色がハッキリしているヘビーウエイト客車、ダイニングカーUP #3669です。 博物館の解説
次の2両は、サイトの説明の写真が車内ですから、外から見たのではどちらがどちらなのか判りません。当て推量で、こっちが寝台車"Hunter's Point"でしょうか。博物館の解説
消去法で、こちらがDormitory/Club Car #LA-701 "The Little Nugget"という客車だろうという推測です。ドーミトリーは乗員休憩室ですね。博物館の解説
ペンシルベニア鉄道のヘビーウエイト客車ダイニングカーPRR #4418は窓に小さな住宅用のクーラーが張り出していてギョッとしました。移動するときは外すとは思います。 博物館の解説
なお、どの客車も車内には入っていません。理由は関心がない、というか、ここで詳しく知ってしまうと、模型が弄れなくなる……というような恐怖心なのですが、理解していただけるでしょうか。後から考えれば、残念でしたね(笑)
こちらはサンタフェ鉄道、AT&SF 3355、プルマン社1928年製ヘビーウエイトのスナックカーです。ダイニングカーとの相違は、軽食用ということでしょう。博物館の解説
1911年製6544ガロンのタンク車、Richfield Oil Tank Car #670です。リベット構造ですね。博物館の解説
木造のボックスカーはサザン・パシフィック鉄道、SP #30036、1930年頃製造です。車体長が44フィートと、ちょっと中途半端です。博物館の解説
ウッド・カブースはユニオン・パシフィック鉄道、UP #2117です。製造が1881年頃ということで、1914年以降のCA-1では無いはずです。博物館の解説
次からは全てナローゲージです。
先ず、ハワイのOahu Railway & Land Companyから持ってきた客車2両とカブース1両です。1900年頃製造のコーチ#1。 博物館の解説
車両には夫々説明板がぶら下がっていて、そこにイラストを描いたものもありました。テキストの内容はネットで公開されているものと同一だと思います。同じく、コンビネーション#36です。博物館の解説の写真にあるレタリングの復活が待たれます。
ところで、この車両もそうなのですが、車端部分が壊れているものが多いのはどうしたことでしょう。そのままにしてあるという点も不思議です。建物にお金を掛け過ぎたのでしょうか。
こちらはカブース、#C1です。博物館の解説
このあとの客車1両と貨車2両はサザン・パシフィック鉄道です。たぶん、掲示板(発言番号1244以降)で話題となったスリム・プリンセスに牽引されたのだと思います。SP #12 Post Office 1880年頃製造 博物館の解説
次は、左がボックスカーでSP #1 1890年頃製造 博物館の解説 右がストックカーで、SP #163 1890年製 博物館の解説
ナローに関しては、機関車が見当たりませんでした。
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