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2011/01/30

京阪グリーンを作った頃(4)

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Adsc01029 レイルNo.77の記事で“主役”を務めていただいた豊田隆氏が先日、会社に訪ねてこられて、一頻り、歓談させていただきました。
 最初に盛り上がった話題は、献本の同誌が宅配業者によって配達されたときに「そんなものは注文していない!」と、受け取りを拒否されて、送り主のエリエイ前里氏を慌てさせた顛末です。頑固な氏らしいエピソードができました。

 それと、思い出話を二つ頂戴しました。【画像はクリックで拡大します】

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2011/01/29

京阪グリーンを作った頃(3)

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 レイルNo.77の記事でお伝えしたように、1955年前後に京阪は、車両の色彩を内外共にガラリと変えました。
 もちろん塗料の進歩とか、時代の波という面があったでしょうが、車内については、照明の蛍光灯化が大きな要因だったと思います。

 京阪で最初に蛍光灯となった車両は、1953年の新造車1801-02編成です。そして、この車内色にピンクが採用されました。
 それまでの電球色に比較して“青白い”という点を心配したに違いありません。
 なおレイルNo.74のp58にある、1700系2次車新造時から蛍光灯との記述は、錯誤です。【画像はクリックで拡大します】

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2011/01/28

新春の梅小路たより◆明円勝氏からのメール

 明円勝(みょうえん・まさる)氏よりいただいたメールをご披露します。3回分を1つにまとめましたので、ちょっと辻褄の合わない点はお許しください。

 まいど、平成23年新春の梅小路便りです。
 今年もしめ飾りや国旗掲揚はありません。この景色が蒸機らしくて良いのかも知れません。
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2011/01/27

京阪グリーンを作った頃(2)

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2000a_2 今回のレイルNo.77の記事は写真が豊富ですね。当時のファンがちゃんと撮影されていることに感服します。
 一方、車内については弱り果てたと伺いました。今回は“色”の話ですから、カラーが必須なのに、メーカー竣工写真のモロクロしか無かったそうです。

 よって1959年に作られたスーパーカー2000系のパンフレットを複写したのは苦肉の策の様です。でもこれは、天井のアイボリーホワイトが異様に黄色いし、ライトグリーンのはずの吊り手ベルトや扇風機、アルミ地の吊り手棒ブラケットまで塗りつぶしですから、大幅にタッチアップしているかも、という話があります。【画像はクリックで拡大します】

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2011/01/21

京阪グリーンを作った頃(1)

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45f2b44b エリエイ発行の「レイル No.77」は、もう御手に取られたでしょうか。
 実は、この中の「ある技術者の」という記事に関わりましたので、宣伝も兼ねて、内輪話を記しておこうと思います。Rail No.77

 記憶を辿れば、最初は10月初旬に発行された、ある冊子に遡ります。
 そこに載っていた小文に、なんと「戦後、京阪の塗色を決めるのに苦労した」という旨の記述があったのです。【画像はクリックで拡大します】

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2011/01/02

ソルトレークのUPファシリティ

Union Pacific Railroad's diesel locomotive facility in Salt Lake City, UT

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 ユニオン・パシフィック鉄道のヤードに到着すると、ちょうどディーゼル機関車が転車台に乗ろうとしています。慌ててカメラを動画に切り替えて構えますが、寒い上に風が吹いていて大変です。【画像はクリックで拡大します Photos Feb. 15, 2008】

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2011/01/01

ソルトレークの鉄道遺産

Railway's inheritance in Salt Lake City, UT

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 UTA TRAXのTemple Squareという停留所の向こうに、屋根に"Union Pacific"の文字とヘラルドを戴いている建物が見えます。残念ながら鉄道駅としての役目は終わっていました。【画像はクリックで拡大します Photos Feb. 15, 2008】
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