鎮目泰昌氏の60坪レイアウトはOとOJ
幅が7.5mで、長さは驚くなかれ26mという広さの外縁に32mmのOゲージを全線高架複線で設置し、その内側に24mmのOJゲージを地平高さにこれまた複線で引くという全体像は、いうなれば、スリバチの内側から周囲を見回すという形でしょうか。
また高架線のヤードをエンドレスの内側に引き込むという線路配置は面白いアイデアですが、私の写真ではショットが抜けています。
車両コレクションは、凄いの一言です。OJの車両群は、飯田線と東海道本線が合流する豊橋や浜松辺りの懐かしいイメージです。
これらスカ色の旧型国電も、高架上の中国型の寝台特急列車も皆、自作とのことで、その馬力には恐れ入ります。Oゲージ線は直線距離も十分で、長大編成には最適でしょう。
レールの方も、ところどころに左写真のような、とんでもない線形がデッチ上げられていました。自作のダブルスリップもあります。
ところで問題は、設置場所が3階部分の"屋根裏"ということで、冬の寒さと夏の暑さでしょうか。その点で有利な地下室だと柱が邪魔になりますし、一長一短があります。
ただし一般人には、広さを確保する以前に、この情熱自体が羨望の的ですね。
【追記】半年後の7月半ば、このレイアウトを再訪してきました。夕方だったものの階段を上がった途端、メガネが曇りました。38度だそうです。高架線上にペンシルベニア鉄道のGG-1が牽引するコングレッショナル編成が停まっていました。2011-07-10
| 固定リンク
「レイアウト案内」カテゴリの記事
- 天橋立ビューランドと舞鶴赤レンガ博物館(2024.11.07)
- 46年目の組立式レイアウト防音化(2018.08.24)
- 彦根はライブリー・スペース「和」(2012.03.12)
- 小菅一己氏の組立式レイアウトは16.5mmと12mm(2011.03.30)
コメント