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2011/04/23

宇治川ラインの"おとぎ電車"(2)

Memories of the Otogi Train in Uji, Kyoto, part 2

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 昨秋、宇治市歴史資料館に行こうと京阪宇治駅に降り立ちましたら、観光客の賑やかさにビックリしました。これが宇治市の主力産業であることをつくづくと思い知りました。
 そして、橋姫伝説で聞こえた宇治橋のたもとで、「宇治川ライン」と彫り込まれた石柱を見つけました。建立は昭和4年とあり、当時から観光振興への志向があったようです。
 たどり着いた資料館も立派な建物でした。冒頭は、特別展案内チラシの表と裏です。【画像はクリックで拡大します】
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2011/04/21

宇治川ラインの"おとぎ電車"(1)

Memories of the Otogi Train in Uji, Kyoto, part 1

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 レイルNo.78号に、また駄文を載せていただきました。今度は終戦後の1950年から10年間、宇治川沿いに走っていた"おとぎ電車"の話です。

 スペインのタルゴを小振りとしたスタイルの客車編成を、凸型の電気機関車が牽引するという軌間610㎜の遊覧軌道です。一部の物好きな方に知られているに過ぎなかったのですが、結構紆余曲折があって、趣味的にも楽しんでいただける内容だと思います。【画像はクリックで拡大します】

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2011/04/13

北陸鉄道浅野川線は39年振り

After an interval of 39 years, my second visit to Asanogawa Line of Hokuriku railway, Kanazawa

 友人から「金沢に集まれ!」という号令が掛かりました。
 指示のあった時刻が夕方なので、早めに着いて浅野川線に行ってみようと思い立ちました。ニコマートFTNを購入した直後の1972年3月に写した粟ヶ崎の鉄橋は未だあるでしょうか。
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 当時の面影の全く無い金沢駅を降りて、東口に出ます。左へ行くと北鉄の駅があるはずなのに、行けども行けども線路らしきものがありません。思い余って道行く人に尋ねれば、金沢駅を出て直ぐの地下とのことです。
Bdsc01936 引き返してみると確かに標識に書いてあるものの、不案内な旅人に気付けというには余りに小さ過ぎ、バックの造作が目立ち過ぎです。【画像はクリックで拡大します】

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2011/04/11

京都から金沢までユックリ行こうか

A slow trip to Kanazawa from Kyoto

Adsc01922  京都から乗り込んだ湖西線経由の敦賀行き新快速は、ハイキング姿の老若男女で混んでいました。
 午後から雨が上がるという天気予報の結果でしょうか。皆が大きなサックを携えていて、中には折りたたみ式自転車と思われる荷物まであって、身動きがままなりません。近江今津で8両を切り離して4両編成となったので混雑度は上がった感じです。

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 そんな中でシャッターを押した1枚が敦賀運転所の除雪車群ですが、ガラスが小雨に濡れていることもあってお粗末です。【画像はクリックで拡大します】

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2011/04/08

ダブルスリップのポイントマシン

 前回に紹介した小菅一己さんの組立式レイアウトで驚いたことの一つは、ダブルスリップが3つも組み込まれていたことでした。なぜなら、これ、かつては"脱線器"の異名をとるほどに調整が難しかったからです。
 それが頗るスムーズに、なんのトラブルも無く動いていました。時代はこういうところにも進歩をもたらすものなのですね。
 ただし、前回の報告に追記したように、マシンの操作スイッチに問題がありました。【画像はクリックで拡大します】
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