OゲージのJORC関西は電車王国
ここでは私が午前中にスナップした写真をご覧に入れます。すべてソニーα55の手持ち撮影です。午後に何をしていたかは内緒です(笑)
全てが新作というわけではなく、また中には会員以外の持込があったり、コレクションもあります。なおモデルの詳細は、貫名英一さんと岸健志さんに御教示いただいています。
阪神の3511編成は、なんとTMS誌の1960年7月号に掲載、後に「電車工作集」に再掲という、ゲストの松永尚夫さんの作品です。
阪神の最新型1251編成は、岸さんが阪神百貨店から依頼を受け、なんば線開業に合わせて車体を"いこま工房"さんにレーザーカットしてもらうなど、時間に追われて仕上げられたもの。
阪神旧型車も岸さんで、ナローモデルのキット。いずれ881を挟んだ6連として、張り出しステップにチップLEDを仕込んで点灯させたいとのこと。
次の2題も岸さんで、左は阪神の事業用長物貨物電車112。ナローモデルのブリル27 MCB台車に、実物どおりの木製車体が軽いのでウェイト代わりのレールを搭載。
右は、銚子のデキ3。カツミのエッチング板に自作の下回り。 「変わった車輛30題」にあった記事に影響され、進行方向によってポールがくるっと回る。
山陽の小型車も岸さん。Oゲージで最初に作った電車。1968年4月、同電鉄が神戸高速鉄道に乗り入れる直前、東の終点の兵庫駅に最後に到着した編成で、それを8歳の岸さんが父君のヤマハメイトに載せられて見に行ったとのこと。本当は阪神より山陽を沢山作りたいとの弁。
近鉄の名古屋線用6330は、塗装がピカイチの橋本三郎さんの作。
倉多悦二さんの新作、京阪1700系2連。折りたたんだ幌が伸びてきて弱っている由。
名古屋地下鉄は亀山在住の土橋和雄さんの作。仕掛け途中の車体を譲り受けて完成させたらしい。
上海万博で安価に入手という上野雄司さんの中国ディーゼル機はディスプレーモデル。車体側面の「和諧」は「ハーモニー」の意とのこと。
D52の戦時型とD51の1次型は岸さん。後者はバラキット状態から組んだ由。松尾緑郎氏の製作で、ピノチオが売り出したものかもしれません。
B型ディーゼル機はオキュパイド・ジャパン製品として知られている製品で、持ち主はコメントを頂いたように土橋和雄さんでモーターに秘密があるそうです失念。凸型電機は貫名さんのキット組立作品。
この催しは来年も同じ場所で同じ頃(5月の第4日曜?)に開催予定とのことです。
会員以外の持ち込み運転がOKという点は、走らせる場所に不自由するOゲージャーには大変にうれしいことですし、また編成物は大きくて運搬に車が必須ですから駐車場料金の上限2千円は許容範囲でしょうか。
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コメント
わーくすK殿
初めてのコメントです。よろしくお願いします。
写真のDBは私のです。
逆輸入品キットを組み立てたもので電動機は付属の直巻からエンドウのV-19Dコア厚16mmのものの磁石をネオジウム磁石へと超強化したものと交換しました。元のウオームギアをクラウンギア1:3化してあります。この強化V-19は無負荷電流は0.4Aから0.15Aへと減少し無負荷回転数はストックの約1/2,12Vで11,500rpmへと低回転化が出来、ギア比を下げることが出来ましたがそれでもかなりな速度が出てしまいます。
>>これは失礼しました。さっそく、本文を訂正しておきました。モーターの磁石交換のお話はリパワリングの概念が覆ってしまいますね【ワークスK】
投稿: 土橋 和雄 | 2011/06/08 14:14
ご無沙汰しております。
実は私も午後から参加してました。貫名さんとは親しくさせていただいてますので、そのご縁で初参加しました。やはり
関西私鉄好きには堪らない充実ぶりですね。来年も参加するつもりですので、その際はよろしくお願いいたします。
>>コメントありがとうございました。来年こそお目に掛かりたいですね。【ワークスK】
投稿: Cedar | 2016/05/30 16:57