阪堺模型へは阪堺電車に乗って
A visit to Hankai-Mokei model shop, Nishinari-ku, Osaka
前回の記事にコメントしていただいたodakkerさんのブログ「散財日記」を拝見していたら、耳慣れないモデル・ショップの名が出てきました。「阪堺模型」だそうです。
リンクを辿れば、在庫が膨大で、中にはアサーンやKラインまであります。場所は、大阪の西成区、阪堺電車の恵美須町から4つ目、松田町駅の直近です。これは行ってみなければなりません。【画像はクリックで拡大します】
Google Mapのストリートビューに店内が!
電車を降りると、なるほど、シナビた電器店があります。しかも道を挟んで両側が同じ「タムラデンキ」です。南側の店に「鉄道模型」という看板が立ててあって、「鉄」の文字の旁が「矢」となっています。そして、店先に並ぶ冷蔵庫や扇風機の、その奥にはショーケースが見えます。
中に入ると、奥の1/3、六畳ほどがモデルで、さらに奥の別室も六畳でしょうか。
店の一角には工作台とジオラマがあります。
おられた女性に来意を告げると、インタホンに「模型のお客さん!」と呼びかけられて、店主が出てこられました。
モデルを始めたのは昭和20年代で、電器店の傍らにコレクションを並べた。カナダに居住していた家族を訪ねたときに、戸外でライオネルの3線式Oゲージを走らせているのを見た。絶対に脱線せず、しかも確実に走ることに感激して、訪問のたびに買ってきた。今は電器の方がさっぱりで、手持ちのモデルを処分している。雑誌の広告料は高いので、知人に頼んでネットに出しているだけだが、更新がままならない‥‥などというお話でした。
陳列されているものをザッと見渡すと、1970年代から90年代に掛けての製品が多いようです。日本型が編成で並んでいる様子には圧倒されます。
アメリカ型は、アサーンやカトーのHOゲージと、アトラスやKラインの3線式Oゲージです。それに欧州型もありました。
ジオラマの信号機は皆、点灯するとのことで、スイッチを入れていただきました。
ところで、ネットで謳っている阪堺電車のモデルは見当たりませんでした。工作机の上には、お客さんから頼まれて修理中というOゲージの動力ユニットが転がっていました。ぶら下がっていた溶接の防護マスクについては聞き漏らしています。本来はここで、家電製品の修理をされていたのでしょうか。
私が求めたモデルは、HOゲージのTyco製ボックスカーと、OゲージのWeaver製リーファーで、帰宅後即座にカプラーと車輪を交換しています。
阪堺模型のサイトはここです。
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