« ボックスカーのルーフウォーク撤去作戦(1) | トップページ | ボックスカーのルーフウォーク撤去作戦(2) »

2011/08/20

EMDロンドン工場雪景色◆高田寛氏のお便り

London plant of GMDD, with snow in Ontario, Canada 1989

 高田寛氏よりお手紙を頂きました。
 当方がリタイアの挨拶を差し上げたのに対する返信を兼ねた暑中御見舞いです。ここに暑気払いで添えていただいたお写真がとても興味深く、私が見ているだけではモッタイ無いので、皆さんにもご披露したいと存じます。
 お便りは失礼の無いように一部書き直しています。【画像はクリックで拡大します】

Tatada_hirosi_canada1

残暑お見舞い申し上げます

 永年のお勤めご苦労様でした。
 京阪電車は、私も物心つくころから、父親によく乗せてもらいました。
 当時は天満橋からで、ここの駅は降車客と乗車客が交錯しない配置になっているとか、特急車には補助椅子が積み込まれ、乗客へのサービスが徹底されていることなどと聞かされました。その椅子で、運転室後方にカブリついていたことをよく覚えています。淡いピンクの車内色も印象に残っています。

 さて、暑いので、寒い日のカナダの思い出を数葉、同封しました。御笑覧ください。
 GMの工場は、父からの最後の手紙となった中に、米国イリノイ州ラ・グレーンジLa Grangeからオンタリオ州ロンドンLondonへ移設されたので探してごらんとありました。さっそく調べると、私たちが住んでいたマンションの屋上より見える場所でした。

 完成した機関車は、ここから本務機と一緒にエンジンを稼働させながら目的地に回送されるのですが、UP向けなどを見ました。今ではカラフルなBNSF向けもあることでしょう。

 工場の写真は1989年12月です。
Tatada_hirosi_canada2

 ところ変わって、次はチャサムChathamの1990年1月で、トロント発シカゴ行きVIAです。
Tatada_hirosi_canada3

 さらに同じ年の12月は、CP Rail東行きの貨物列車で、同じチャサムです。
Tatada_hirosi_canada4

 最後は、同州ミルトンMiltonで見たボールドウィンです。付近でCPかCNの工事に使用されたもので、87年12月の撮影です。
Milton_steam_locomotive

 末々厳しい暑さが続きそうです。どうぞ御身体に気を付けて頑張ってください。(高田寛)

Tatada_hirosi_canada2b氏は、皆さんご存知のように、汽車会社で活躍された高田隆雄氏のご子息で、三菱製鋼に奉職されていました。その関係での駐在のはずです。

 で、1枚目の写真ですが、左に見える旗を拡大すると、「GM」の裏返しになっていました。2枚目の給水塔(?)の意匠は、機関車の側梁にあるものと一緒ですね。

 オレンジ色の機関車は、明らかにSD60Mの3枚窓バージョンです。拡大するとキャブ側面に「BN42」、ナンバーボードに「9238」と読めて、嬉しくなりました。
 BN 9238の竣工は90年2月20日です。製造番号は887033-39で、合致していません。
BN 9238

 Googleマップで線路際をシラミ潰しに当たって、次を発見しました。ストリート・ビューに切り替えると、特徴のある給水塔と3本煙突が拝めましたので、確かでしょう。次の航空写真は北を左に回転させています。
1gm_london2

2gm_london1

 また、デルタ線が認められる古い鳥瞰写真も見つかりました。

 チャサムの方は、3枚目に写っているRockwell Internationalという会社を頼りに探すとこの辺りでしょうか。ヤードがあって、氏の好みに合いそうです。

 最後のサドルタンクは判りません。建物にある"Milton Chamber of Commerce"の文字で探索してもダメでした。

【追記】コメント欄の通り、蒸機はrailtruckさんに種々お調べいただいて、素性も、展示してあった場所も判明してしまいました。次は、建物の裏手をCN線が走っているストリートビューです。橋桁に「CN,MILTON」の文字が識別できます。【拡大画像はスクロールします】2011-08-22
Milton_station

【追記2】高田寛氏に追加の写真をお送りいただきました。
 1枚目はEMD工場です。前の機関車は特徴的なスノープロー付で、後ろはフルカウル・ボディです。BNではないので私には判りません。どなたか解説していただけないでしょうか。小さな写真の一部分ですから、ちょっと不鮮明です。
Emd_london_shop4

 次は、HW401のパーキングで撮影されたという、EMD工場へ輸送中の3軸台車枠です。
Emd_london_shop5

 一緒に電車博物館についても紹介いただきました。これについては別記事に仕立てています。2011-09-05

|

« ボックスカーのルーフウォーク撤去作戦(1) | トップページ | ボックスカーのルーフウォーク撤去作戦(2) »

北米鉄道巡り」カテゴリの記事

コメント

写真のサドルタンク機はバルカンではないでしょうか?

オンタリオ州の産業用機関車のリストの51ページ最後と52ページ最初にKirkfield Crushed Stoneのバルカン#4103、#4104が載っており、履歴を見ると、最後はMilton Displayとなっています。

Kirkfield Crushed Stoneの機関車の写真がこちらにありますが、煙室扉、エンドビーム上のステップの残骸、ベルをはずされた架台、サドルタンク前面の洗口栓のクランプなど、バルカン#4103,#4104のそれらとよく似ています。

バルカンとすれば写真のロコはどちらなのか?その後の消息はどうなのでしょう?#4103の方はこんな姿になっています。

>>おおおおっ! ここまで判明しますか! 凄いですね。砕石会社の写真も素晴らしいし、均整のとれた良いスタイルですから、復活したらトーマス張りに人気が出そうです。【ワークスK】

投稿: railtruck | 2011/08/21 17:50

それから、サドルタンクの有った駅舎の前庭をストリート・ビューで見てみると、今はスチーム・トラクターが置かれているようです。その眺めです。

>>樹木が生い茂ってしまいましたが、まさしくここです。Chris Hadfield Parkという名前になっているのですね。建物は元駅舎ということで、視線を右にずらしていったら高架を渡る貨物列車が!【ワークスK】

投稿: railtruck | 2011/08/22 09:38

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ボックスカーのルーフウォーク撤去作戦(1) | トップページ | ボックスカーのルーフウォーク撤去作戦(2) »