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2011/10/28

国鉄貨車:天賞堂のベークライト製レ2900

Kitbashing a 4-wheel reefer model, JNR RE-2900, manufactured by Tenshodo since 1957

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 天賞堂のエボナイト貨車も弄ってみようと思い立ちました。
 これらは、ダイキャスト製の2段リンクがゴツくて目立ち過ぎで、手持ちの2両については実車に照らしても不適当なことが判ってきたからです。

 まず、冷蔵車のレ2900です。
 資料によれば、走り装置は1段リンクのまま1960年代後半には全て廃車となって、2段リンクには改造されなかったとあります(表題の「エボナイト」を、「ベークライト」に改めました。本文中はそのままです)。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/27

国鉄貨車:エンドウ以外のブリキ製のこと

Sources of tin plate freight car models, manufactured by without Endo (written originally on 2011-10-27)

Train200302 ブリキ貨車といえばエンドウ、というか、私はエンドウだけが製造していたように錯覚していましたので、以前の記事が頓珍漢な記述になっていました。
 それで、全面的に書き換えてみました。

 まず、有益な資料が見つかったことを報告しなければなりません。
 "とれいん"誌の2003年2月号の「懐かしの安(やす)貨車図鑑」という"なんこう・やすひろ"氏による解説です。懐かしの安貨車図鑑 南口康弘

 ここに、カワイ、天賞堂、つぼみ堂、宮沢、ロコモデル、歌川、鉄道模型社、中村精密、マツモト模型の製品の概略が語られています。【画像はクリックで拡大します】

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国鉄貨車:エンドウ・ブリキ製の資料(2)

Sources of tin plate freight car models, manufactured by Endo, part 2 (written originally on 2011-10-27)

 エンドウ貨車の情報がTMS誌にあるとは、驚きました。
 1960年代の同社広告が貨車の新発売を逐一伝えているのです。これを整理してみようと思い立ちました。

 最初に広告自体のスキャン画像を並べ、最後に一覧表をお見せします。

 まず1961年10月号で、これが同社のTMS誌初登場です。ただし、中身はレイアウト用品だけです。
 会社の名称は、有限会社遠藤商店模型製作部でしたが、本業が他にあったのでしょうか。"TER"は、Tokyo Endo Rail Co.の略ということになります。【画像はクリックで拡大します】

Ter_tms61_10ter

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国鉄貨車:エンドウ・ブリキ製の資料(1)

Sources of tin plate freight car models, manufactured by Endo, part 1

Endo00 今回、エンドウのブリキ貨車を紹介しようと、ネットで検索したのですけれど、上手く見つけられませんでした。【この点については、林信之氏のコメントと、とれいん誌記事に関する追記を参照。3線式0番についてはOゲージの玉手箱をご覧ください】
 製造されていた期間とか種類など、知りたいことは山ほどあります。
 しかし、この時代ですから、どこかにコレクターがいて、パッケージや構造の仔細な区分を研究されているはずです。

 取り上げられることが多い3線式のOゲージのことを考えると、こちらに拘りのある年齢層はもう少し若くて、これから世に出てくるのかもしれません。

 それでは、と、手持ちを披露しておこうと思い立ちました。
 まず、エンドウ自体のカタログ1980-81年版です。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/26

国鉄貨車:エンドウのブリキ製ツム1000

Upgrading an Endo's tin plate freight car model, TSUMU-1000 water melon car of JNR

52dsc05234 ブリキ貨車の冷蔵車レ12000が上手くいったことに気を良くして、もう一両、手掛けることとしました。
 通風車のツム1000です。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/25

国鉄貨車:エンドウのブリキ製レ12000

Upgrading a tin plate freight car model, RE-12000 reefer of JNR, manufactured by Endo

02dsc05240 ところで、レ12000は既に1両、保有していました。

 20年程前に友人から流れてきたエンドウのブリキ製です。
 今回、インレタを試すなど、弄り回していると、車体と足回りがツメで固定されていることが判明しました。これを曲げて起こせば簡単に外れます。
 そしてエーダイ・プラモデルの下回りと交換したらと思い付きました。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/24

国鉄貨車:エンドウのプラ製レ12000キット

Assembling a set of two model kits, JNR RE-12000 manufactured by Endo

 興がのって、というか、図に乗ってエンドウ製のプラスチック・キットを求めてしまいました。2軸の冷蔵車です。

 軸受が3点支持というのですけれど、どんな動作をするのかという興味が湧いてきたのです。それとこれ、中村精密/エーダイ・シリーズの末裔なんですね。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/18

国鉄貨車:カツミ製ワム90000の加工

Upgrading a 4-wheel boxcar model, WAMU-90000, manufactured by KTM since 1969

 皆さんご存知の通り、樹脂を使った模型製品は中村精密のシリーズが最初ではありません。天賞堂が早くからベークライトエボナイトで貨車とか、EB10という凸型電気機関車を出していました。

 そして、もう1社、カツミのワム90000とトム50000がありました。
 中でもワム90000は、プロポーションが良好で、私が思い描く貨物列車のイメージにピッタリでした。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/16

国鉄貨車:中村精密/エーダイのプラモデル(5)

A story of my models, the JNR 4-wheel freight cars, manufactuered by Nakamura-Seimitsu and Eidai, part 5

中村精密製の改良再生産品

 中村精密の方の貨車は、6年後の1977年に、「下まわりのディテールアップ」を謳って改良再生産が行われました。
 まず、TMS誌9月号の広告では5型式を鋭意再生産中と予告されています。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/15

国鉄貨車:中村精密/エーダイのプラモデル(4)

A story of my models, the JNR 4-wheel freight cars, manufactuered by Nakamura-Seimitsu and Eidai, part 4

エーダイ製を線路で走らせるには

 1971年頃に発売された、全くのプラモデルであるエーダイの2軸貨車は、2両セット1箱が250円という安さでした。それに飛びついたのが、貧乏学生だった私という図式です。

 次にお見せする6両は、だいぶ後の1980年の暮れに、ある事情で用意したものです。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/14

国鉄貨車:中村精密/エーダイのプラモデル(3)

A story of my models, the JNR 4-wheel freight cars, manufactuered by Nakamura-Seimitsu and Eidai, part 3

エーダイ・モデルの発売

 漢字で書くと「永大」、ローマ字だと「Eidai」だというこのメーカーの貨車については、発売時期が曖昧です。松本吉之氏の鉄道模型考古学(RMM誌1996年1月号)にも書かれていません。
 状況からすれば、中村精密と同時期の1971年後半、遅くとも翌72年の前半だろうと思います。

 箱が1つ残っていました。トラ55000とトム50000のセットです。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/13

国鉄貨車:中村精密/エーダイのプラモデル(2)

A story of my models, the JNR 4-wheel freight cars, manufactuered by Nakamura-Seimitsu and Eidai, part 2

中村精密製モデルの加工

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 これらTMS誌の広告は当然、強く印象に残っています。
 ただし、魅力的だと感じたのではありません。上はその広告写真です。

 よりによって、同じ1971年の3月号と4月号に、荒崎良徳氏の自家製エッチングを駆使した見事な2軸貨車20両が連載されていたのです。ですから、貧弱極まりないシロモノと私の眼には映ってしまいました。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/10

国鉄貨車:中村精密/エーダイのプラモデル(1)

A story of my models, the JNR 4-wheel freight cars, manufactuered by Nakamura-Seimitsu and Eidai, part 1

鉄道模型趣味誌上への登場

 もう40年も昔のことになります。
 1971年、鉄道模型社/中村精密からプラスチック製2軸貨車が売り出されました。

Nakamura_ka3000

 今回、そのモデルを再び弄り始めた機会に、鉄道模型趣味誌上での同シリーズの扱いを追ってみました。【画像はクリックで拡大します】

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2011/10/08

国鉄貨車:プラ板から自作したセキ3000

Scrach building coal hopper cars with styrene plastic sheets, the class of JNR SEKI-3000 and SEKI-6000. The models were started to make in 1972.

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 先にお伝えした鉄製有蓋車テキ1で書いたとおり、タミヤのプラ板は1972年の発売開始です。

 私にはそれが、魔法の素材だと思えました。
 特に、妻面の1×1㎜のアングルが簡単に出来上がったことは、大感激でした。幅1mm前後の帯材を正確かつ大量に切り出す方法は既に会得していましたから、次はこのアングルを多用するセキの量産に着手することとしたのです。【画像はクリックで拡大します】

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